人力移動Blog

登山、シンプルライフ、旅行などなど…

3月末 東北のヤマメとイワナ(と廃車と)

もうじき桜も咲きそうな3月末、今回は白石川水系の支流をいくつか偵察代わりに開拓してきました。

比較的入渓しやすい川でしたが、先行の釣り人は見当たりませんでしたが、ケモノの足跡が砂地にあったので、念の為熊鈴と熊よけスプレーは腰にぶら下げていきました。

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台風19号はすごかった

全般に程よい深さ、川幅の釣りしやすい渓流ですが、19号の影響で水中に木の枝が沈んでいたり、砂で岩が埋もれていたり、なにより倒木が川にかかり、場所によっては迂回がすごく難しい箇所もありました。水中の岩に引っかかっている木の枝がかなり厄介で、根がかり頻発でミノーは使う気にならず、スプーンとスピナーばかり投げていました。

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まだ活性が十分ではないので流れの中には魚影が見当たらないのですが、落ち込み付近の流れがゆるくて渦を巻いているあたりをみると、魚影もしっかり見えて、キャストさえ決まればかなり数も上げられそうでした。とはいえ、やはり良いポイント=流れ込みには台風19号で倒れた木が引っかかっていたりして、素人にはキャストが難しいので歯痒い思いは何度もしました。

ヤマメとイワナ

まだ3月ですが、気温が高いせいか、積極的なチェイスがみられて、トータルで10匹以上は釣れました。とはいえサイズは大きくても15センチ前後かそれ以下とリリースサイズがほとんどです。極端なものだと、フックを外したら、ランディングネットの網の目から抜けて逃げていくほど小さいのもいました。

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釣れたのは多くはヤマメですが、流れの緩い狭い淵あたりではイワナも釣れて、ヤマメ8イワナ2くらいです。

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川の印象

そこそこ魚影もあり、良い川でした。とはいえ、とにかく台風19号の影響をまざまざと見せつけられました。台風19号がなかったら、もっと釣りやすい素晴らしい川でしたでしょうね。

3月なので入渓しやすかったのですが、夏になると藪こぎは必須で、何より川に架かる橋のように木が倒れている箇所は、草が多い茂っていると迂回するのが相当大変だと思います。ナタとか必須かも。

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4ft台のロッド

今回ロッドを追加購入しました。4ft台のロッドです。年初に導入したRZ542S-Lに引き続き2本目!です。散財ですね…

RZ4102B-UL (渓流域Twitchin'モデル)

本流の方だと年初に導入したRZ542S-Lでよいのですが、川幅が狭い支流では4ft台のほうが何かと取り回しが良く、満足度は高いです。実際、今回の支流は開けてる方であありますが、それでも4ft台の利便性は度々感じました。草が生えてくればなおさらでしょう。

飛距離は5ft台ほど出ないので、本流や開けた砂防ダムを狙うときはRZ542S-L、支流を探索するときはRZ4102B-ULと使い分けていきます。前回の50cmのイワナは4ft台では上げるのがキツイでしょうし…。

廃車

今回の入渓ポイントは支流の入り口付近だったのですが、帰りがけに地元の人に声をかけられ、『この林道を上っていくと、すごくよく釣れるポイントが有る。通れるのでいってみたて!』と教えていただき、せっかくなので次回の偵察も兼ねて行ってみることにしたのですが…

早々に大きな水たまりでスタック、脱輪状態となり、前輪が完全に水に浸かり、ドアを開けたら水が車内に入りました。ロードサービスを呼ぶ羽目になりました。

f:id:yari3180m:20200329170108j:plain 写真は後日撮ったもので、当日は水の上に落ち葉がかぶさっていました。

水たまりは先日台風並みの強風が吹き、落ち葉がらい料に溜まっていて、一見すると道路と区別がつかなくなっていました。そのうえ、落ち葉が水中にも溜まっているので深く見えないのですが、ウェーダーを履いていたので水たまりに入ってみたら、一気に膝まで沈み込みました。

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ロードサービスを呼ぶ決断をしたものの、携帯は林道だけあって圏外、40分くらい歩いて国道まで出て、ロードサービスを呼びました。

幸い1時間くらいでロードサービスさんが来てくれて、林道にもかかわらず、迅速に脱出させてくれました。

ぱっと見で被害状況はこんなところです。

  • カーペット水浸し
  • ドア内側浸水
  • 脱出の際の作業諸々でシートやら何やらに泥が付着

自走できたし、特に深刻に考えることもなく、掃除が面倒だ…くらいの認識だったのですが、帰宅してからが大変でした。

水が抜けない

内張りの下に水がたまり、拭いても拭いても水が染み出してきます。ドアを開けておくと乾くかと思ったら、そんなこともなく、ほっておくとカビやサビも心配ですし、なにより電装系のショートなども怖いです。結局保険会社に連絡の上、ディーラーに持っていくことになりました。

水没=事実上廃車

自走可能=大したことはないともい込んでいたので、内装を剥がして水を抜いてもらうだけだと思ったのですが、車内に水が貯まる=水没ということで、車両としての価値はほぼゼロ、シートより下が濡れたので修理は不可能ではないもの、ハーネスを入れ替えるのに納期3ヶ月くらい、修理費40万弱からというう見積もりとなりました。電装系のショートで車両火災の危険もあるので水抜きだけしてそのまま乗るのもおすすめできないそうですし、修理したとしても、その後何が起きても責任は持たないよという脅し文句の書類にサインが必要だったり、『それって新しい車を帰ってことだよね』な印象でした。

車両保険を使っても代車は1ヶ月くらいしか借りられませんし、泣く泣く車を買い換えることにしました。

次はピクシスメガ

もともと今乗っているヴィッツは荷物の積み込みがやりにくかったり、車中泊できないシートレイアウトが不満でした。ロッドホルダーもかなり装着しにくくて、アウトドアに向かないな、と考えていました。

そんなわけで、次に車を買うとしたら、軽のワゴンがいいなどと思い描いていました。まさか今年買うとは夢にも思わなかったのですが。

お付き合いのあるディーラーがトヨタなので、今の車の保険対応などを頼んでいることもあり、トヨタで買える軽自動車『ピクシスメガ』を選択。もともと目をつけていた『ダイハツ ウェイク』とほぼ同じで、ウェイクの方には釣り仕様もあるくらい、アウトドアには向いています。

ダイハツのウェイクのロッドホルダーはトヨタでも部品として取り寄せられるらしいですが、今のロッドホルダーをそのまま移植をお願いしておきました。

それにしても… 車検を終えたばかりで、スタッドレスタイヤも変えたばかりで、しかも冬キャンプ用にチェーンもいいやつを買ったばかりだったのですが、こんなことならお金をかけなければよかった…と後悔しきりです。その上スタッドレスタイヤもチェーンも、今年は極端な暖冬でほとんど本領発揮できなかったのですけれどもね。

皆様も林道の水たまりはご注意ください。思った以上の深さがあるかもしれませんよ。

初の渓流ルアー釣りの釣果は50cmのイワナ

初めての渓流ルアー釣りの釣果ですが…いきなり42cmと50cmのイワナを釣ってしまいました。

釣り系Youtuberの動画に影響されて、ギアもイチから揃え、遊漁券も年券を買うのは初めてという状態なので、当然入渓ポイントもわからず、Google mapで入れそうなところを探す状態です。 それにしても今はいい時代で、How to本を買うこともなく、一通り調べて入渓までなんとかなりました。。

50cmのイワナ

入渓して10分、小さな落ち込みにうまくキャストできた一投に、岩陰から黒い影がぬっと現れたと思ったら、一気にロッドを持っていかれそうになりました。

ランディングネットはインスタネットを買ったのですが、そもそも入らないんですよね。頭から突っ込ませましたが、重さでネットがたわみ、暴れて飛び出てランディングできません。 無理やり浅場に持ち込み、手で取り込む始末。大物が釣れる川では、ちゃんとした普通のランディングネットのほうが良さそうです。

ルアー釣り初めての釣果は50cmのイワナです。かなりテンパって、買ったばかりの竿に擦り傷ができましたが、そんなことも吹っ飛びました。

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ヒットルアーは3.5gのスプーン、スミス・ピュア、定番の赤金です。このあと何度もルアーチェンジ(スピナー:AR-S、ミノー:D-コンタクト)しましたが、釣れたのはすべてコイツです。なんとなく、Myラッキールアーになってしまい、このあと予備として4つも買い込んでしまいました。

15cmのヤマメ

二匹目は15cmのヤマメ。きれいですね。なぜかこいつも赤金のスピナーでヒット。こっちはランディングネットに収まりが良いですね。

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42cmのイワナ

砂防ダムの滝に投げまくっていたら、またドラグが作動してロッドがしなる、さっきのイワナと同じ感じです。

42cmのイワナでした。こちらもランディングネットにようやく収めましたが、重さでしなってしまい、暴れるイワナが逃げそうになります。

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ギア

今回ヒットしたルアーは3.5gのスプーン、スミス・ピュア、定番の赤金です。サイズ違いも買っておこうかと思いました。

ロッドはテンリュウ レイズ RZ542S-Lです。 まともなトラウトロッドは初めてなので、不満は全く無し。少なくとも50cmのイワナを抜き上げ気味にランディングしても折れません。傷もついてしまったので、徹底的に使い込んでやろうかと。

リールは20ルビアスFC LT2000S-XH

たまたま2000番台のハイギアのリールを買おうとした時期に新発売になったので買ったので、こだわりはまったくなかったのですが、使ってみて軽さ・巻き味ともに満足です。

ランディングネットはfactory-bさんの手作り感あふれるチタンランディングネットです。専用ケースも一緒に買いました。刀を抜くように、腰からサッと取り出すのが無茶苦茶かっこいいのですが、50cmのイワナ相手では太刀打ちできませんでした。

12月のハゼ釣り

早いもので、年が明けたと思ったら、もう年末。Blogもほとんど投稿しませんでした。

今年始めてチャレンジしたテナガエビ釣りで良い結果が得られた仙南の某所ですが、ハゼ釣りもイケるらしいということで、初めてのハゼ釣りにチャレンジしてきました。ベストシーズンではなく、東北の冬ということで、厳しい結果を予想したものの、手応えはありました。

台風前にテナガエビ釣りで楽しんだ用水路ですが、台風19号でエビがいたゴロタ石が埋まったらしく、心配していました。今回の釣りは来年の釣果を占う、現地調査を兼ねています。

竿はダイワ ひなた 6尺、餌はホタテです。

竿を投入してすぐにダボハゼがかかり、バレていきました。とりあえず魚はいることがわかりました。2投目で良さげなサイズのマハゼがヒット!

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マハゼ 12月

これは幸先がいい、としばらく粘りましたが、その後はダボハゼばかりでした。冬なので穴釣りに徹したのですが、そのせいか、根がかりがひどく、手持ちの針を使い切ったタイミングで納竿です。

一匹だけですが、天ぷらで美味しくいただきました。とはいえ、ハゼは一匹じゃツマミにもおかずにも足りないですね…

焚き火とヤカン

ゆらゆら燃える焚き火を眺めながら、ウィスキーをちびちび呑むのもよいですが、明るいうちはお茶やコーヒーも飲みたいものです。というわけで、ヤカンあるいはケトルを買いました。登山ではケトルなんて使いませんでしたが、キャンプではあると便利です。特にコーヒーではケトルじゃないと、うまく入れられません。

そんなわけで早速 ヤカンを買いましたが、失敗もしたので参考になればと。

イーグルプロダクツ キャンプファイヤーケトル 1.5L

こちらはおすすめしません。

海外のブッシュクラフターの動画で使っているのを見て、そのかっこよさに思わず衝動買いしました。

結構いい値段(1万弱)ですが、熱伝導をよくする銅めっきや、オールステンレスで直火における頑丈さ、メカメカしいスタイルに見惚れました。サイズは0.7L、1.5L、4Lとありますが、実用性を考えると1.5Lが無難だと思います。寒くなってからお湯を沸かして、魔法瓶につめて朝お茶を飲むとか考えると、一回で1L以上沸かしたくなるのですよね。

届いてみてこれは美しい…と感動したのもつかの間、本番を迎える前に「壊れました」。つるの部分がロックできる金具がついているのですが、ロックしようとつるをかけたらポロリと溶接部か剥がれてしまいました。たぶん、ハズレを引いたのでしょうね。

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ロック金具こわれる

金具はひとつ壊れましたが、じつは2つある金具のどちらか片方を使えばロックはできるので、残りの金具で使用上は問題ありません。がっかり感は否めませんが…。

もうひとつ、気になったのが油汚れです。本体の上下をかしめて作られているのですが、カシメ部を内側からティッシュで拭うと、真っ黒な油汚れが付きます。これは洗剤で洗ったあとも変わらず、相当頑固で、何度も何度も洗いましたが未だに強く拭うと黒い汚れが残っています。これではちょっと使う気にならないです。写真はだいぶ洗いまくったあとでこのぐらい汚れが残る、というものです。最初の頃は、洗剤で洗ったあとでもティッシュにベッタリと汚れが付きました。

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内部の汚れが落ちない

そんなわけで、たまたまハズレを引いたのでしょうが、おすすめしません。

同時期にナベ(イーグルプロダクツ キャンプファイヤーポット 3.2L)も買いましたが、こちらは特に問題なく、引き続き愛用していきたいです。こちらは別途レビューを。

GSI グレイシャー ステンレス ティー ケトル 1L

焚き火 ケトル で検索すると、けっこうよくヒットする製品です。アウトドア用ケトルではトランギアなども有名ですが、プラ部分があり、焚き火では溶けます。こちらはオールステンレスで、アルミよりも熱に強いので、直火においてもへっちゃらです。この辺の仕様は焚き火ケトルの必須事項で、イーグルプロダクツのケトルと一緒ですね。

容量はティーケトルという製品名からも分かる通り、紅茶を入れるのにちょうどよい1Lです。

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ティーケトル 1L

つるは立てた状態でロックできる凹みがありまして、これが実用的!です。火にかけたときにつるが立ったままにできるので、下ろすときに木の棒や火バサミで引っ掛けやすく、すごく便利なのです。

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弦を引っ掛ける凹みが賢い!

開口部が大きいことも便利で、レトルト食品を温めるのにも使え、洗うときにも便利です。小鍋としても使えてしまいますね。この開口部の大きさを見てください。

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開口部の大きさを見よ!

容量は1L、ソロ〜二人くらいだとちょうどよいサイズ感です。私は1Lの魔法瓶を使っているので、ちょうどいっぱいにできるのも決め手になりました。

参考までにイーグルプロダクツ キャンプファイヤーケトル 1.5LとGSI グレイシャー ステンレス ティー ケトル 1Lの比較

サイズの比較

そのまま500cc分の差といったところですね。両方並べて、どちらがソロ向きか、といえばGSI 1Lです。

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イーグルプロダクツ 1.5L vs GSI 1L

開口部の比較

GSIがぐっと開口部が大きいのがわかるでしょう。スッキリ中が見えて気持ちが良いです。ナベで使えるという表現がわかりますよね。

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開口部の比較

そんなわけで、おすすめ焚き火ケトルはGSI グレイシャー ステンレス ティー ケトル 1Lです。

焚き火とキャンプ

なぜいまさらキャンプか。

もともとアウトドアといえば登山をずっとしていて、キャンプは登山にともなう縦走の宿泊手段という位置づけで、思い入れはまったくありませんでした。パーティを組んでの大人数ならまだしも、ソロだとテントや装備は軽ければ軽いほど良く、食材もラーメンやフリーズドライで快適とは程遠いものです。キャンプらしいキャンプというのは、小学生か中学生の学校イベントか何かでやったのが最後だと思います。

そんな中、日々の仕事が忙しくなり、登山をすると土曜日に登山で体力を使い果たし、日曜日は片付けと寝るだけ、そして疲れが残ったまま月曜日出社というサイクルがどうにも耐えられなくなりました。アウトドアを楽しみたいけれど、気力がわかず、土日は結局ゴロゴロするだけの日々が続きます。

いつものごとくゴロゴロ生産性の悪い土日を過ごしていたら、たまたまyoutubeで「ヒロシちゃんねる」を見て、『山に登らなくてもキャンプをすればいいじゃない』と気づいた次第です。なにしろキャンプに必要な最低限の道具を持っているのだし、登山ほど体力を消費しません。

時間の流れがぜんぜん違う

とりあえずヒロシちゃんねるを参考に、焚き火台だけを追加購入して焚き火可のキャンプ場へ。 テントを張って、焚き火台をセット、くつろぐスペースを整えて、薪を割りながら日暮れてゆきます。 これまではテントの風防の下でソロ用コッヘルでマルタイ棒ラーメンを作るだけの晩飯でしたが、キャンプの夜は、ゆっくり巻を割り、火を起こして、ちびちびとウィスキーを飲みながら肉を焼く…。時間の流れがぜんぜん違う。最高です!

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焚き火と肉

それにしてもそのキャンプ上は、私も「おっさん一人」ですが、周りを見ると一人のおっさんx2、おっさん二人x2…。おっさんしかいませんでした。皆疲れを癒やしに焚き火キャンプに訪れているのでしょうね。

ほんとうに癒されました。

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ゆっくりお茶を沸かす

キャンプをもっと快適にしたい!

初回キャンプは登山装備に焚き火台を足したくらいで、いろいろ快適性に問題がありました。

  • 快適に寝るには椅子が必要
  • テーブルも必要
  • クーラーボックスはちゃんとしたのがあったほうが良い
  • 日中からキャンプ場にはいるならタープがほしい
  • 薪を割る斧がほしい
  • 焚き火にチタンソロクッカーはいろいろ厳しい

たとえば登山装備のチタンクッカーはあくまでも軽さ重視で、お湯を沸かせればそれでよしな所があります。料理をしようとすると盛大に焦げたりして、使い勝手が悪いのです。アルミのクッカーも、直火に乗せると、なんと溶けたりします。そういえばふいごは必要ですが、炭火で鋼鉄の鍛造ができたりしますものね。

登山装備があればあまり買い足すものがないイメージでしたが、スポーツカーとクロカン4区が全く違うように、登山とキャンプはまた違う事がわかりました。焚き火キャンプの最盛期は秋以降、それまでに経験を積んで快適なキャンプ生活を目指します。

新Mac:Mac mini(2018)と懐かしのゲーム

遅ればせながら、Mac mini(2018)を買いました。併せて安っぽいながらもゲーム環境を整えたので、その感想でも。

Mac mini(2018)を買った

これまでMacBook Pro(Late2013)を愛用していたのですが、iPadを日常的に使うようになってから『お出かけならiPadで十分、むしろ軽くて快適じゃない?』と気づいてしまい、『それなら自宅はデスクトップでいいじゃない…』という結論にいたりました。

愛用していたMacBook Pro(Late2013)のバッテリーが膨張して、キーボードを打つたびカタカタ揺れるほど外観が歪んできて、実質お亡くなり間近になったのを機に、Mac mini(2018)を思い切ってお買い上げです。

デスクトップのMacといえば『iMac』が定番で、私も大福iMac時代から使っていましたが、MacBook用に外付けディスプレイを購入済みだったのと、いわゆる『働き方変革』のカラミで、私の勤務先でも在宅勤務制度が採用され、月1回位は取得するように…というお達しがあり、会社PCを接続する外部モニターは必須なので、今回iMacは候補外です。

せっかくなので、長く使いたい…ということで、CTOでメモリとSSDを増設しました。

Mac mini 2018 ※CTO

  • 3.0GHz 6コア第8世代Intel Core i5(Turbo Boost使用時最大4.1GHz)
  • 16GB 2,666MHz DDR4
  • 512GB SSDストレージ
  • Intel UHD Graphics 630

その他のオプションとして10Gb Ethernetも話題でしたが、対応機器を持っていないのと、現時点で何お役に立つかわからないものを入れても、これからも使う予定がないので、まぁいらないか…と。

使ってみての感想ですが…

  • Bluetoothキーボード・マウス(Logicool)で初回セットアップができたが、つながるまで手間取った。
  • 当たり前ですが、カメラはついていない。Skype起動して「そりゃそうだ…」と気づきました。買ってこないと。
  • 底にゴム足が付いていなくて、つるつる滑る。地震で飛んでいきそう。
  • MacParallelsのWindows10で平行作業していても快適。さすが最新機種。

正直これまで使っていたMacBook Pro(Late2013)があまりにもっさりしていたので、比べ物にならない感じです。

LG 27UK850-W 4K 27インチ USB-C対応が快適

LGのUSB-C対応 27インチ4Kディスプレイです。最近だとデュアルディスプレイなら24インチ、一枚キリで使うなら27インチ以上が相場でしょうか?27インチの4Kディスプレイは、各社製品数も多く価格がこなれていて、ずいぶんと目移りしました。

USB-C対応で4K+HDR対応のスペックと、高さ調整機能の有無など使い勝手面から、本機を選択しました。

しばらく使ってみての感想ですが…

  • USB-C対応は便利。USB-Cで映像伝達+周辺機のハブになるので配線がスッキリ。
  • USBの電源はiPhoneはOKだが、iPad Proは充電できなかった。
  • 外付けスピーカーを繋げられるので便利。Mac miniに直接繋がなくてよい。
  • 本体のスピーカーは正直実用に耐えないレベルの音質
  • 他のPCを繋いだときの切り替えは少し面倒くさい(操作性がそんなに良くない)
  • HDR対応でNetflixとかの4K動画鑑賞などは大いに満足。
  • 値段が高い(実売7万円台)

間もなく後継の27UL850-Wなる機種が出るようです。 新型はHDR400対応(UK850はHDR10)だったり、USBの対応規格がUSB-3.1(UK850)だったのがUSB3.0(UL850)になっていたりと、強化された?箇所があれば、逆にコストカットされた箇所などもあり、正直良くなったのかどうなのか、求めるところによりけり、といった印象です。

ゲーム環境(Steam)を整えた(コントローラーを買っただけ)

せっかくスペック向上したので、久しぶりにゲームでも…ということで、Steamを入れて、10年ぶりくらいでコントローラーも買いました。

コントローラー

マイクロソフトのPC + Xbox One両対応のコントローラー(4N6-00003)です。 SteamやPCゲームでは、本機(XBOX系コントローラー)がデファクト・スタンダードのようですね。ワイヤレス(Bluetooth)でもUSBでもどちらでも使えるので、互換性に悩まなくて良いところが素敵です。Steamで購入できるゲームでも、このコントローラーを使うことがほぼ前提になっていて、本機なら大抵のゲームで設定不要で、いきなり使えます。

※ 色々構成がありますが、型番4N6-00003がUSBケーブル付きです。

SteamをParallels上のWindowsで動かす

SteamはMacでも使えますが、実質Mac対応ゲームが殆ど無い(やりたいものがない)ので、Windows版を使う必要があります。

store.steampowered.com

ParallelsWindowsで使うということで、接続性の観点からコントローラーはUSBのほうが無難なのです。簡単にデバイスの切り替え(Parallelsの方に持っていく)ができます。

懐かしの海腹川背Parallelsで十分遊べる

今回わざわざSteamでゲームをやろうと思ったのは、『海腹川背』ができることに気づいてしまったからです!

海腹川背 - Wikipedia

かつてスーパーファミコン版(海腹川背)・PS版(海腹川背・旬)とハマりまして、指に血豆ができるまでやり込みました。それがSteamで海腹川背海腹川背・旬さよなら海腹川背の三本バンドルで、しかもセール価格1490円!。衝動買いでした。

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ParallelsのWindows10で問題なくインストールでき、起動・コントローラ設定も一切問題なく遊ぶことができました。

それにしても…20年ぶりくらいで海腹川背をやりましたが、最初こそ手間取ったものの、やり込んだだけあり体が覚えていたようで、1時間もするとかつての感覚を取り戻しました。20年前の反射神経は望めませんが、意外とかつて手間取ったところをあっさりクリアできたりして、面白いです。

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アトリエシリーズ他最近のゲームは動かないものが多い?

海腹川背を一通り楽しんだあと、昔やりこんでいたゲームをあさってみたところ、「アトリエシリーズ」を発見。

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私がやったことのない、最近の『フィリスのアトリエ』が現在4割引で購入可能で、昔やったことがあるロロナ・メルル・トトリのアトリエ3部作が間もなく発売です。それにしても、もう20周年ですか。

www.gamecity.ne.jp

早速フィリスのアトリエを購入してみましたが、Parallels上のWindowsでは、なんと起動すらせず。原因はフィリスのアトリエが要Direct X 12であったこと。Parallelsなど仮想PC環境では、たいていDirect Xは10までしか対応しておらず、それ以上を要するゲームは動きません。Macで最近のゲームをやりたいなら、Boot Campを使うか、別途ゲーム用PCを買うしか無いということになりますね。

買ってから起動しないという悲しい結果でしたが、Steamは米国企業だけあって、返品が可能でした。サポートにちゃんと返品申し込み機能があり、メールや電話することなく、即返金処理ができました。

そんなわけで、しばらく海腹川背などクラシックゲームで遊んでみて、ゲーム熱が高まるようならゲーム用PCを買うなり検討しようかと思います。

良いカメラ=ライフスタイルにあっているカメラかも?

カメラやレンズは高級・高画質を狙っていくと、どうしてもデカくて重くなっていくなか、M43機は高画質でコンパクトなのが魅力で、私もE-M1MIIを買いました。とはいえ、最近の旅の多くが出張絡みだったりすると、E-M1MarkIIですら持っていくのは無理があります。出張カバンにPCや書類を入れると、E-M1 MarkIIは入りません。まさか仕事先にカメラバッグを持っていくわけにもいきませんし…

そんなわけで、『お出かけ専用』のサブカメラにDC-GF90(DC-GF10)を買いました。キットレンズが2つ:コンパクトな12-32mm F3.5-5.6、明るくて軽い単焦点レンズの25mm F1.7がついてきます。

私は普段12-32mm F3.5-5.6をつけておき、カバンの片隅に入れて毎日持ち歩いています。通勤や出張先でも撮影できるので、撮影機会も大幅増です。

出張といえば新幹線。手持ちの新幹線の写真は、多くがスマホ撮影ばかりだったのですよね。

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キットレンズの単焦点レンズ 25mm F1.7も明るくて軽く、一緒に持っていっても負担にならなそうです。まだ試していませんが、これでホタルもいけたら、私のE-M1 MarkIIは望遠専用機になってしまうかも?

機動性抜群

12-32mm F3.5-5.6を装着した本体と、25mm F1.7を一緒に持ち歩いても、カメラバッグ不要なサイズ感は機動性抜群です。

E-M1 MarkII用に買った30mm F3.5 Macroも装着時のサイズ感がぴったりです。本体に手ブレ防止機能がないので、マクロ撮影時には三脚必須ですが…

なんとなく1円玉を撮ってみました。

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GF-90 + 42.5mm F1.7

そんなわけで、キットレンズのみでコンデジ的に運用する予定が、思いのほか気に入ってしまい、42.5mm F1.7を買い足してしまいました。これまで90mm相当の中望遠はあまり馴染みがなかったのですが、使ってみるとすごく良いです。これまで単焦点レンズは広角+標準だけだったのですが、食わず嫌いだったようです。

早速試し撮りに紫陽花を撮ってみました。

花を被写体にしたとき、90mmの距離感が中々心地よかったです。それでいて寄れるレンズなので、クローズアップも楽しく、一緒に持っていった12-32mm F3.5-5.6に交換することはありませんでした。紫陽花は暑くてちょっと萎れているのが残念でしたが…。

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毎年カブトムシが集まってくる木に行ってみたら、お昼なのでカブトムシはいませんでしたが、食いしん坊なノコギリクワガタがいました。木の高いところにいたので、柵の上に立って、背伸びして撮りましたが、軽くて取り回しのいいGF-90だからできたことです。E-M1 MarkIIにプロレンズだとキツイですね。

まず全景。どこにいるかわかるでしょうか?

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クワガタのみトリミングしてみました。GF-90の操作は全く頭に入れていなかったのですが、マニュアルでのピント合わせは意外とすぐたどり着き、操作性も悪くなかったです。

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子供の頃なら木を蹴飛ばしてクワガタを捕獲するところですが、周りに大量にいるコガネムシが気持ち悪くて、そんな気に離れませんでした。昔は平気だったのですが…。

よく使うカメラがメインカメラということは…

GF-90は毎日持ち歩いていますが、6月以降、一番お金をかけているE-M1 MarkIIに触っていません…。もちろん『写真を撮りに行く』行動が、仕事の都合で減っていることもあるのですが。

昔使っていたGR Digitalみたいに『ポケットに入る』まではいかないけれど、カバンの片隅に放り込んでおけるカメラは、現在の私のライフスタイルにあっているということかもしれません。

在庫があったらDC-GF9がおすすめ

本当は前機種DC-GF9が性能は全く一緒で大幅値引きされており、かなりお得だったらしいのですが、私が買ったタイミングではほぼ在庫切れだったのでした。もし店頭で見かけたら、確保する価値あり!です。