ホタルの季節
通勤時に車でラジオを聞いていると、天気予報で『いつ梅雨入りか?』の話題がちょくちょく聞かれるようになりました。
この時期楽しみにしている被写体は『紫陽花』、そしてなにより『ホタル』です。
たまたま住処の町のホームページで紫陽花祭りの情報を探していたら、『ホタルが飛び始めました』とのこと。飛び始めなのでまだ見頃には早いようですが、早速偵察に行ってきました。
場所は昨年も行った角田市高蔵寺。夜におっさんが一人で暗闇の寺にいるというのもなんだか怪しいですが、とりあえず気にしないでおきましょう。
時刻はちょうど20時。公園の街灯が落ち、しばらく待つとホタルが飛び始めました。
まだホタルの数は少なく、片手で数えられるほどしか見かけませんでした。20時頃から気の早いのが一匹飛びはじめ、20時半までには残りのホタルも飛翔しはじめます。
明度合成などしてみたかったのですが、そもそもホタルが少なすぎて、必要な枚数の写真が撮れませんでした。
撮影設定
とりあえず今回はマニュアル通りに、レンズはXF35mmF1.4、絞りはF1.4、シャッタースピードは30秒、ISO800〜400で撮りました。とりあえず写りますが、ホタルが肝心の小川におらず、住宅地を背にした田んぼにいたので、イマイチ見栄えがしませんね。
まだシーズンはじめのためか、動きも鈍く、柵に停まったまま動かない固体も多かったです。
難点
一番の難点は懐中電灯をもって犬の散歩をするおばさんでしょうか。暗闇の中に三脚をもってカメラを構えるおっさんがいれば怪しいのはわかりますが、30秒露光しているところへ懐中電灯の光を向けてくるので、色々良い構図が台無しになってしまいました。
まとめ
今回撮影できそうな場所がいくつか見つかったので、平日の夜の楽しみが出来ました。6月下旬くらいまでは楽しめそうです。 もちろん、仕事次第ではありますが…。
一応、今回の道具類もご紹介しておきます。
- レンズ
やはり夜の撮影は明るいレンズですね。XF35mmF1.4であれば十分だと思います。
- レリーズ
三脚にセットし、スローシャッターを切るので、レリーズが必須です。X-T1であればこちらが十分使い物になります。純正より安くて使いやすいのでお勧め。
- 三脚
三脚は何でも良いですが、一応私が使っているものを。マンフロット Befreeは手頃で使いやすい三脚です。カーボンでもアルミでもお好きな方を。車に積んでおくならアルミで十分でしょう。