今シーズン最初:ホタルの乱舞
昨日青麻山からの帰り、田んぼの真ん中を通る町道を走っていると、蛍が居そうな小川を見かけ、車を停めて偵察してみました。
田んぼと比較的綺麗な水が流れる用水路があり、街灯や人家も少ない。ホタルスポットとして観光化されているわけではありませんが、そこが狙い目というものです。これは期待できそうです。
そして一夜明けて、早速行ってみました。街灯がないと思ったら、小さなLEDの街灯があり、その点期待外れではありましたが、おおむね他の観光化されたホタルスポットよりは条件は良いです。梅雨時ということもあり、長靴も用意して準備万端です。ホタルは草地に多いですからね。
夜8時過ぎ、ホタルがチラホラと飛び始め、早速車から三脚を降ろし、撮影スタート。
田んぼのあぜ道に蛍が飛び、光を追うように歩いて行くと、里山沿いにホタルの乱舞が見られました。今シーズンようやく見られた『らしい』ホタルの乱舞です。カメラの上に停まったり、目の前を横切ったり久しぶりに幻想的なシーンに出会えました。
ちょっと残念なのは、フレーミングに失敗したこと。もうちょっと上にカメラを向けるべきでした。暗闇ではEVFで景色が見えませんからね。とはいえ、懐中電灯で照らしてくる観光客も無く、良い場所です。今月から来月初めくらいまではここでホタルを楽しめそうです。
だいたい30分ぐらいでホタルの数が減っていき、思いのほか乱舞が見られる時間は短かったです。もちろん、ちらほらとはずっと見られたのですが…
最後に一つだけ難点を。帰りに車に戻り、三脚をしまっていると、付近を通る車が怪しんでいるのかちょっと減速したりしてこちらの様子をうかがっている感じがありありと見て取れます。たしかに暗闇で三脚を出し入れしていれば怪しむ気持ちはわからないでも無いのですが、ちょっとなんとかしたいですね。次回は車を停める位置もちょっと工夫しないと。