人力移動Blog

登山、シンプルライフ、旅行などなど…

消える本屋

日本中から本屋が消えつつあるというのはニュースなどでよく言われていますが、本日目の当たりにしてきました。

近々日光の男体山に登る予定があり、『山と高原地図』を買いに近所の本屋へ行ったところ、『5月末日をもって閉店しました』の看板が風に揺れてブラブラとドアにかかっており、呆然としてしまいました。

私の『ちょっと出掛けてくる』レベルの行動範囲には、本屋らしい本屋は1件しかありません。その本屋が閉店してしまい、残りの本屋は『山と高原地図』すら置いておらず、いつ潰れてもおかしくない状態の店ばかりです。

私も本屋には行かなくなっていたのは事実です。かつては毎日のように通っていましたが、Amazonで買えば翌日には送料無料で届きます。リアルの本屋は行ってみたら在庫切れ(あるいは入荷すらなし)でお取り寄せでいつ届くか不明ということが多く、魅力を感じなくなってしまいました。もっとも最近は紙の本自体が邪魔なのでほとんど買いません。最近はもっぱらKindleのPC版とiOS版がメインです。

とはいえ、登山地図はさすがに電子機器では故障やバッテリーの問題からメインにはできず、買えないとなると困りました。結局国土地理院のサイト(地図プリ)で表示した地図をPDF化して、コンビニで印刷、ペンで書き込みして自分用のマップを作りました。以外と悪くない感じです。10円で作れて、他の人の公開された山行記録を見るとチェックポイントもなんとかなります。

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数少ない書店に行く用事であった『山と高原地図』すら買いに行く機会がなくなり、ますます書店から遠のきそうです。