ポケモンGO 強制引退?
ここしばらくポケモンGOが健康管理を兼ねた夜の散歩の楽しみだったのですが、どうやら早くも強制引退させられそうです。
先週・先々週は出張続きで何度も都内に行ったり来たりでしたが、やはり都会は便利です。都会ではポケストップが大量にあって、数歩で歩ける範囲で次々とモンスターボールが入手できるのですが、田舎ではあっという間にボール切れで、歩ける範囲にある唯一のポケストップまで行くのが面倒でした。
さてそんなささやかながらもなんとかポケモンGOを楽しめていたのですが、昨夜当たりから唯一のポケストップがマップから消えてしまいました。自宅に板状態でマップを360度見渡すと、遠いのですがいくつかのポケストップが見え、ジムも三つほどあったのですが、すべて消滅してしまいました。ポケストップが無くなったためか、ポケモン自体も全く発生しなくなってしまいました。
最初はバグかサーバートラブルかと思ったのですが、どうやらそうでも無い様子。他にも同じような地域もあるようなのですが、自治体レベルでクレームでも入れたのでしょうか。なんにせよ、寂しくなりました…
CreativeCloudのダウンロードコードを買ったら有効期限を確認しよう
CreativeCloudフォトグラフィプランが先日30%引きのセールをしていたので、コード1年分を買い足しました。コードは『引き替え(認証)』を実行すると、アカウントの有効期限が延長される仕組みです。たとえば現在1年分の有効期限があり、1年分のコードを買い足せば有効期限が延長されて2年分になります。
ところ有効期限の処理でトラブルがあり、延長にならずに新規契約扱いになってしまい、既存の有効期限が無視されてしまうトラブルがありました。
ダウンロードコードの『引き換え(認証)』と有効期限を確認
ダウンロードコードを購入したら、Adobeのサイトでコードを引き替え(認証)します。
引き換えの際には『3. メンバーシップを自動更新する』は実行しないようにしましょう。ここでクレジットカードを登録してしまうと、次回以降カード契約で自動更新されてしまいます。
引き換えが完了したら、メールで連絡があり、メールに記載されている有効期限が確認できます。
さて、そのメールに記載されている有効期限ですが、私の有効期限が『きっかり一年後』になっているではありませんか。私は有効期限が10ヶ月以上残っている状態で買い足したので、これはおかしいです。
サポートに連絡
購入して、有効期限がおかしいことに気付いたのが深夜だったため、サポートに問い合わせできず、翌日出張のさなか、スマホでチャットを使って問い合わせる羽目になりました。
Adobeのサポートは以下のような方法があります。
- 電話(有料)
- チャット(無料)
- ユーザーフォーラム(無料だが今回のような事例には意味が無い)
電話は繋がりにくいし有料です。スマホでもチャットが機能することが判ったので、チャットで問い合わせてみました。
チャットで聞かれたことは以下のような内容です。
- 有効期限はどこで確認したか?(→届いたメールとアカウントの表示画面)
- アカウントの有効期限表示はスクリーンショットで撮れるか?(→スマホなので添付できない)
- 登録コードを送ってください。(→Amazonの管理画面からコピペして送付)
- 前回ダウンロードコードを購入したのはいつ?(→前回の認証したときのメールの日付)
自前のPCなら苦労しないのですが、スマホで調べるのは大変でした。ダウンロードコードはAmazonで買ったので、Amazonのサイトからコピペしてチャットでサポートに伝えたのですが、スマホの画面だとAmazonのサイトでダウンロードコードが表示されません。デスクトップ用表示に切り替える必要があり、色々と手間取っているうちにサポートのチャットが終了してしまい、またイチから問い合わせすることになる始末。
結果としてAdobe側のミス(トラブル?)らしく、有効期限を直してくれるそうですが、さすがに今回の件は面倒でした。
鳥海山:ポケモンはいないけれど、よい山
雨続きで今年の7月は一度も山に行けないのではと思いましたが、ようやく週末に晴れの予報。しかも太平洋側は雨または曇りで、日本海側が晴れ。これは鳥海山に登るべきだということで、登ってきました。
ポケモンゲットしながら鳥海山へ。
深夜宮城を出るときは小雨がぱらついていましたが、笹谷ICを過ぎて山形川に入ると雨は上がり、次第に空が明るくなっていきました。
週末にポケモンGOが日本でもリリースされましたが、富士山の山頂にも「ポケストップ」があるらしいということで、鳥海山でも見つかるかもと思い、私もスマホにポケモンGOをインストールして出かけました。
途中のSAや道の駅では、明らかにポケモン狙いのスマホをもった人々がウロウロしていました。酒田で下道におり、鳥海山に向かうまでは『道の駅 鳥海』と、『国民宿舎太平山荘』の2箇所がポケストップでした。
運転中は当然ポケモンを捕まえることが出来ませんでしたが、危うく飛び出してきたカモシカと衝突しそうになりました。
鉾立は車で一杯
今回は久しぶりということもあり、定番の鉾立ルートを選びました。鉾立ビジターセンターに付いたのは5時半を回ったところでしたが、既に駐車場は7割埋まっており、この時間にこんなに混んでいるのを見たのは初めてでした。梅雨で中々登れずにいた登山者たちが、久しぶりの快晴で殺到してきたのでしょう。
ビジターセンターはポケモンGOのジムになっていましたが、さすがにリリース翌日の山の中だけあり、まだ誰にも押さえられていないようでした。
駐車場で何匹かポケモンを見つけることが出来ましたが、メインは山登りであり、ポケモンではありません。そろそろ出発です。
いざ出発
登山届けを記入し、いざ出発です。駐車場から既に山頂がはっきり見え、景色も期待できそうです。
昼の月を横目に見ながら登り始めます。
登山道入り口にあるTDKの山小屋『東雲荘』と、その先にある見晴台の2箇所が『ポケストップ』です。見晴台の方は位置がずれており、見晴台にいるとポケストップにアクセスできず、やや離れなくてはなりませんでした。
登山道にすらポケストップがあるのなら、山の中でポケモンを捕まえられるのではとおもい、スマホでポケモンGOを起動したままにし、モバイルバッテリーまで持っていったのですが、結局2箇所のポケストップまでが『限界』で、そこからさらに登っていくとポケモンは一切発生せず、電波が圏外になりポケモンGO自体が起動できなくなってしまいました。
ARで鳥海山をバックにポケモンを捕まえた写真を撮りたかったのですが、無念です。
朝日が目にしみる
私は毎回日帰り登山では、夜明け頃から山に登り始め、昼前後には下りてくるようにしているのですが、写真を撮るようになってからというもの、ちょっと時間をずらした方が良いのではと悩んでいます。朝早いと、太陽の位置が低すぎて、写真撮影に全く向かないのです。今回も登りでは快晴にもかかわらず太陽光のコンディションが悪すぎて、下山の時に取り直そうと思っていたのですが、昼過ぎにはガスが掛かってきて、何も見えなくなってしまったのでした。
写真メインなら、山頂に立つことより写真を優先した方が良いのかもしれませんね。
花は一ヶ月ほど時期がずれている?
登り始めてすぐ、ニッコウキスゲの鮮やかな黄色が目に入ってきました。今年は雪がとても少なく、いつもは雪が多く残り、雪解け水が川のように流れている『賽の河原』が、今年はすっかり雪が無く、水もほとんど流れていませんでした。
海と山
私は鳥海山が一番好きで、特に気に入っているところは、登っている間、常に景色が良いことです。振り返ると酒田・にかほの海が見えます。
花の山
イワカガミが沢山咲いていました。
チングルマの穂が輝いて見えました。
鳥海湖
ことしは鳥海湖の水量も少ないようで、例年より一回り小さく見えました。
チョウカイアザミがちょっと毒々しく。
ヨツバシオガマは鮮やかに。
これはいまいち何の花か判りませんでした。
御浜
鳥海湖を過ぎ、御浜あたりにくると、山頂が堂々と見えてきます。
山頂をパノラマで。
七五三掛
今年は登山道の整備が入ったようで、千蛇谷コースと外輪コースの分岐が全く新しくなっており、木道が出来ていました。
ちなみに木道を上がると、もともと千蛇谷コースへ下りるコースがまだ残っているので、私もそこから下りる物だと思い、千蛇谷コースへ下りてみると、なんと千蛇谷コースと外輪コースの分岐は上に作り直されており、ハシゴ場も無く階段で下りてこれるようになっていました。間違えないようにしましょう。
千蛇谷コース
雪が少なく、ずいぶんと雪渓が『痩せて』見えました。
千蛇谷では例年なら山頂直下まで雪渓を歩けましたが、今年はほぼ最初から夏道を行く人がほとんどでした。下山は雪渓を行く人が多かったです。
千蛇谷までは快調に飛ばした私も、しばらく登るとだいぶ疲れてきて、休み休みでゆっくりとしか登れませんでした。
だいぶ健脚のおじいさんおばあさん方にぬかされ、ようやく山頂小屋へ。
地域の小学生の団体さんで一杯でした。こんな良い日に登ったら、ヤマが好きになるのでは?
かなり暑く、水が足りなくなりそうだったので、ついつい小屋で一つ500円のポカリスエットを二つも買ってしまいました。
山頂へ
小屋から山頂までもう一踏ん張り登らなくてはなりません。垂直に近い岩場を一気に登ります。
上から小屋を見下ろすとこんな感じ。
登り切ると切り通しがあり、その先が山頂です。RPGの世界のような、特徴のある山頂で、こんな大冒険的な山頂は南北アルプスにもありません。
山頂側から切り通しを見るとこんな感じ。
山頂です。だいぶ人が多く、狭い山頂は並ばなくてはなりませんでした。
山頂からの眺めをどうぞ!!
外輪も人出が多い様子。
山頂から見る日本海。
ちなみに、山頂でもポケモンGoを起動してみましたが、電波をつかんでもポケモンは一匹もおらず、残念でした。
下山
お昼過ぎには下山を開始。一気にガスッてきました。
鳥海湖まで下りてくるころには頭の中は『コーラ』と『ガリガリ君』で頭がいっぱいになり、走るように下りてきました。
ガスっているのもありましたが、登りの時に帰りに撮り逃した花などを撮っておこうというのはすっかり頭から抜けてしまっており、ガリガリ君ソーダ味を食べることだけを考えていました。
もちろん、下山後コーラとガリガリ君を味わい、温泉で汗を流して帰途につきました。下山後すぐに温泉に直行できるのも、ガリガリ君を味わえるのも鳥海山の良いところです。
ちなみに、鳥海山を下りて大物忌神社に寄ったら、神社がポケストップになっていました。ちなみに鳥海湖山頂=大物忌神社山頂本殿はポケモンの一匹もいませんでしたが。
鳥海山のお勧め…
初めての鳥海山なら、もちろん鉾立ビジターセンターから上るコースがおすすめです。食堂など設備もあり快適で、景色も今回ご紹介した通り美しいコースです。
七五三掛から千蛇谷コースと外輪コースの分岐ですが、これは目的に応じて選ばれると良いでしょう。
鳥海山は昼前後からガスって来ることが多く、山頂からの眺めを優先するなら、最初に千蛇谷から山頂へ向かい、その後外輪に行くのが良いと思います。
逆に外輪から鳥海山山頂を写真に捉えたいなら逆でも良いです。
どうにも気合いが入らない連休
せっかくの連休でしたが、先週末天気予報を見ると、雨の予報だったので自宅で寝て過ごしたのですが、寝過ぎて疲れてしまい、休養にもならず、貴重な時間を無駄に過ごしてしまいました。しかも最終日、昼ごろおきてみるとスッキリと晴れていて、これだったら山に行けば良かったと、激しく後悔。ダメダメです。
明日からは名古屋方面に出張です。天気予報を見ると、九州から東海まで梅雨明け宣言で、晴れの予報。気温も相当暑くなりそうです。連休が悪天候で、仕事のどうでも良いときが晴れというのは、サラリーマンの辛いところです。昨年会社を去った先輩が、毎日自分のペースで気の向くままに旅を続けているのを見ると、なおさらです。
今月に入って山に登れていないのですが、早く山に登らないとBlogのネタも尽きそうです。来週末は山に登れることを期待したいところ。
この連休、唯一した有意義なことといえば、靴とバッグの雨対策です。梅雨明けとはいえ、まだまだ複数日の出張では雨の心配もあり、革靴は濡れるとやっかいです。
靴やバッグの防水といえば、基本的には防水スプレーを使うと思いますが、店頭で見てみると、1000円超えと安くない割には『革専用』、『布専用』と使い勝手が悪い物が多いです。革にしても、スムースレザー(普通のツルツルした革)用、起毛(スエード・ヌバック等)用でそれぞれ違っていたりして、ばらばらに買うのは非常に馬鹿馬鹿しいのです。スニーカーやバッグなどでも、『革+布』の製品は少なくないと思いますが、布専用、革専用だとそういった製品には使えないですよね。
そこで、私が愛用しているのは、コロニル ウォーターストップです。
革・布ともに使えて、高価なブランドバッグ等でも使えます(多くのバッグ専門店で推奨しているスプレーです)。
ちなみに布+革のスニーカーに使った例です。こちらは数ヶ月前にスプレーし、洗おうと思ってシャワーで水をかけたところなのですが、時間が経ってもごらんのようにキチンと水を弾いています。実際、雨の日に出かけても汚れも付きにくく、効果を実感できました。
この汚れが付きにくいというのも私が防水スプレーを愛用する理由の一つです。旅先の食事でケチャップやソースが付いてしまっても、拭くと簡単に落ちるようになるので、雨の心配が無くても定期的に防水スプレーしておくと、バッグがいつまでも綺麗に保てます。旅で酷使したバッグを以前売却したとき、ずいぶんと良い値段で売れたのですが、おそらくこの防水スプレーのおかげです。劣化というのは、大事に使っていれば、素材が痛むより、汚れでくたびれていく方が多いのでしょう。
防水スプレーの使い方のコツとしては…
- 『まんべんなく吹き付ける』
- 『時間をおいて再度吹き付ける』
- 『定期的に吹き付ける』
革製品の場合、吹き付けた箇所の色が濃くなり、シミになるのではと心配になったりしますが、そんなことはありません。全体にまんべんなく、たっぷりとスプレーします。スプレーし終わったら、革用ブラシで軽くブラッシングするとピカピカになります。
布の場合はスプレーしてもどこに吹き付けたか判りにくいので、一旦全体にスプレーしてから、しばらく時間をおいて、もう一度スプレーすると良いです。
ちなみに同じような効果が期待できるスプレーではこちらも有名です。どちらもさほど値段は変わらず、効果に大きな違いはありません。入手し易い方を買えば良いと思います。コロニルウォーターストップはどちらかといえば『革寄り』で、アメダスは万能を強調していますが、製品に明記されている用途は革・布で変わりありません。
角田市のヒメボタル
昨夜のヒメボタル撮影はうまくいかなかった物の、静かな夜の森がピカピカとクリスマスツリーのように輝く様は面白く、ハマってしまいました。
週末に行った蔵王は撮影し辛いので、今夜はもうちょっと人里に近い角田市の散策路が整備された某山へ。駐車場につくと、当然日が落ちてからは車は一台もおらず、暗闇の中に一人です。蔵王は標高が高いせいか煩わしい蚊はいなかったのですが、車から降りるとすぐに蚊柱に襲われるような状況でした。
あらかじめ当たりをつけていた駐車場脇の茂みには一匹もおらず、外れかと思ったのですが、散策路を山の頂上の方へ歩いて行くと、次第に茂みに点滅する光が見られるようになってきました。
カメラを三脚にセットし、ピントを確認していつでも取れる体制で三脚を担ぎながら移動しつつ、ホタルが集まっている茂みを見つけて撮影開始。山の中だけあり、光害は皆無なので、180秒の露光で撮影です。
長時間露光すると、撮影そのものも時間が掛かるのですが、カメラ内のノイズ除去にも時間が掛かるので、そう何度も撮影できません。暗闇なので、撮ってから電柱や看板の映り込みに気がついたりして…中々難しいです。理想的には日中に下見をした方が良いのでしょうね。
暗闇で光る物を見つけ、ホタルかと思ったら木に登った動物で、いきなり枝の上から駆け下りてきたりして、びっくりさせられましたが、昨夜の蔵王の林道よりはだいぶ気が楽です。
まだまだネットで見かけるような見事な風景は撮影できていませんが、今年は撮影スポットの撮影みたいなもの。写せているだけで進歩。良い経験でした。
そういえばX-T2ですが、金ボタル(ヒメボタル)の4K動画撮影事例が写真家 小原玲さんのサイトで公開されていましたが、物欲が刺激されて困ります。
ホタル撮影セット
これから買うならX-T2でしょうか。フジXシリーズはとにかく高感度のノイズが少なく、ホタルや星景撮影が楽になりました。
とりあえず三脚は必須です。私はありきたりですが、マンフロットのbefreeを愛用。とにかく『フツー』の三脚です。
標準の時間指定では30秒までしか露光出来ないので、レリーズを使ってバルブで長時間露光するわけですが、こちらがX-T1等でも汎用で使え、安くてお勧めです。
ヒメボタルは場所次第
土曜日は雨、日曜日は晴れたのですが腹痛で山に行けず…。せめて何かしたいということで、ホタル撮影に行ってきました。
水辺のホタル(ゲンジボタル)は今年は数も多くないようなので、ヒメボタルを狙ってみることにしました。
ヒメボタルは陸生のホタルで、水辺では無く森の中などにいます。ニホンではゲンジボタルなどの水辺のホタルが主流ですが、世界的にはホタルといえば陸生のホタルのようですね。ゲンジボタルと違い、マイナーでネットを検索して得られる場所も少なく、時間帯も場所によりばらばらだそうで、何度も行って自分で情報を集めなくてはなりません。
とりあえず『森にいる』ということは確かなので、南蔵王の登山道入り口である、林道に行ってみることにしました。林道脇の駐車スペースからは、夜景が見えました。梅雨時でスッキリしない上、田舎なのでたいした明かりもありませんが…
林道脇の草むらを見ると、ヒメボタル特有のピカピカとサイクルの短い光がみられ、どうやら『当たり』のようです。
暗闇の林道を一人寂しく歩いて行き、暗さに目が慣れてくると、森の中でピカピカ光ながら飛ぶ雄と、草むらの中で光る雌があちらこちらで見られました。
あちらこちらで光る姿は幻想的で美しかったのですが、一つ問題が。森の中は草が生い茂り、入っていくことが出来ません。林道からだとちょっと遠すぎて、画が定まりません。結局林道脇でちょろっと飛ぶ姿をようやく捉えられたのみでした。もうちょっと開けたところで無くては撮影は困難ですね。そういえば、だいたいヒメボタルで有名なのは、神社の境内とかでした。
今週がラストチャンスになりそうですが、もうちょっとあちこち出かけてみようと思います。
モンベル トライパック45 (パタゴニアMLCと比較)
出張・小旅行用にモンベルトライパック45を導入しました。 手提げ・肩掛け・背負うの3種類の携行が可能な3Wayバッグです。モンベルでは45Lと30Lがラインナップされ、いずれも機内持ち込みOKのサイズです。
45Lと30Lで価格差がほとんど無いので、45Lを選択。普段使いなら30Lでしょうが、出張・小旅行用なら断然45Lがお勧めです。
以前私はパタゴニアの同ジャンル・同機能・同サイズのMLC(MLC、トランスポートMLC、ヘッドウェイMLCと名前が変遷)を使っていました。一旦処分したのですが、やはりちょっとした出張や小旅行ではMLCの使い勝手が恋しく、買い直そうかと悩んだのですが、同じものを買うのも芸が無いので、今回は別メーカーであるモンベルのトライパック45導入と相成りました。
MLCにするか、トライパック45にするか悩んで居る方も多いと思いますので、比較してみたいと思います。
名称 | メーカー | 素材 | 容量 | 価格 |
---|---|---|---|---|
トライパック45 | モンベル | 1680デニール | 45L | 13,824円(税込) |
MLC | パタゴニア | 940デニール | 45L | 26,352円(税込) |
全体のデザイン
見た目はパタゴニアMLCの方が垢抜けていますが、色が黒ならどちらもビジネス用バッグ的なデザインで、遠目には大差ありません。モンベル トライパック45はロゴが主張しすぎで、これが小さくなるだけでだいぶ垢抜けると思うのですが。
開く方向はバックパックで使う状態を基準にすると、モンベル トライパック45が縦開き、パタゴニアMLCが横開きです。
- モンベル トライパック45 (縦開き)
内部
パタゴニアMLCでは以前(3世代前くらい?)はすっからかんのシンプル構造だった(上の写真が私がもっていた頃のMLC)のですが、現在は2重構造になっており、小物入れやオーガナイザーが盛りだくさんで、IDタグまで付いています。
モンベルトライパック45は内部には荷物を押さえるベルトと本体周囲にメッシュポケットが付いていますが、パタゴニアのようなオーガナイザーポケットはほとんどありません。昔のパタゴニアMLCにそっくりです。私はバッグに対してはシンプルな方がこのみで、必要があれば別途小物入れに物を入れるので、余計なオーガナイザー機能はない方が都合が良いのです。また、トライパック45は外側にもベルトがあり、これで全体を薄くすることが出来ますので、荷物が少ないときでも安定しています。
容量が45Lで一緒なので、収容力はほぼ互角。強いていえば現行のパタゴニア MLCは小さなポケットが沢山付いているので、小物ケースがいらない分若干有利かもしれませんが、全体容量自体にはもちろん差がありません。
- とりあえずYシャツ3枚、+下着、替えズボン1本、ノートPC+文具、シェーバー、傘などの私の一般的な出張スタイル(カジュアル可、スーツ無し)でこのくらいは余裕です。夏場ならさらにガーメントバッグに入れたスーツも入りそうでした。↓の写真はトライパック45ですが、MLCも同じレベルとお考えください。
PCポケット
PC用ポケットは、どちらも背中側にあり、容量も同等です。クッション性も同等。ちなみに、MacBook Pro13インチ(late2013)はケースに入れた状態でトライパック45、MLCどちらにも収納OKでした。
- モンベル トライパック45のPCポケット。現行パタゴニアMLCも同じような感じ。緩衝材付きで、そのままPCを入れていますが、もちろんケースに入れてもOK。13インチが自然に治まる感じで、15インチだと入りますが、出し入れの時に少し引っかかるかも。
ショルダーベルトなど
ショルダーベルトのパットはモンベルトライパック45の方がしっかりした作りです。長時間歩くなら、トライパック45の方が疲れにくいでしょう。ただし、しっかりしすぎて堅いので、網棚に乗せるときなどはちょっと邪魔な気もします。パタゴニアMLCのショルダーベルトも十分実用ですが、クッション性はあまりない感じで滑り止め、といったところ。
パタゴニアMLCではチェストハーネスが最初から付いてくるのが良いですね。モンベルのトライパック45にはチェストハーネスが付いていませんが、別売り250円くらいでモンベルで購入できるので、一緒に買っておくと良いでしょう。
その他キャリーバッグと併用する場合、パタゴニアMLCはキャリーバッグのハンドルに差し込む部分が付いていますが、モンベル トライパック45にはそのような機能はありません。パタゴニアのキャリーのハンドルは一般的な2本の支柱で、モンベルは一本だからかもしれません。
耐久性
耐久性はトライパック45を買ったばかりなのでまだ判断は出来ないのですが、デニール数からいうと、モンベルの方が厚い生地です。とはいえ、私が見た限りでは、ほぼ互角の質感です。以前所有していたパタゴニアMLCは、旅行・出張で何度もハードに使ったのに、汚れや傷がほぼ見当たらず、売却するときに結構良い値で売れていきました。トライパック45も同等の耐久性を期待していますが、果たして!?
お勧めはどっち??
値段が倍違うので、総合評価では『モンベル トライパック45をお勧め』します。
ただしオーガナイザーや小分けできる携帯用ポケットやチェストハーネス、キャリーケースとの固定部分など、細かい部分の作りの豪華さではMLCなので、MLCの方がぼったくりというわけではありません。どちらも良いバッグで、出張や旅行が多いなら、十分元を取れると思います。
『基本機能は互角』で、値段の差は『オーガナイザーポケットなど細かい部分が中心』で発生している印象ですので、そこに価値を見いだすかによって、どちらを買うかが決まるでしょう。
…もっとも、たいていは好きなブランドで選んでしまうものでしょうがね。