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だんだんウザくなるApple製品

Appleからベータテストのお誘いが来ていたのを思い出し、勢いでOSXをS X El Capitan GM Candidateにしてみました。

Apple Beta Software Program

もともとメジャーアップデートのたびにクリーンインストールするので、多少の不具合があっても10月1日の正式リリース後にインストールし直せばいいか、という気楽さがありました。

今回機能的に期待していたものはなく、注目度も低いので、もともと全くワクワク感がなかったのですが、入れてみて感じたことは、残念ながら『ウザさが増した』という点です。期待していた写真.Appのクソ仕様が直らず、目立った機能の変更もなく、慌ててアップデートする必要はありません。

写真.Appのクソ仕様とは

Yosemiteの途中でリリースされた『写真.App』ですが、SDカードを挿入すると、強制的に写真.Appが立ち上がることを阻止できません。今回これが改善していないかという、淡い期待を抱いていたのですが、ダメでした。

写真アプリを起動させたくない | Apple サポートコミュニティ

以前はイメージキャプチャなどの設定で、カメラやSDカードなどのメディアを繋いだ時の振る舞いを恒久的に設定することができました。私は『何もしない』に設定しており、必要に応じてLightroomなどで読み込むようにしていました。

ところが、写真.appリリース後、このイメージキャプチャの設定が反映されず、メディアごとに個別に設定を覚えるようになってしまい、SDカードをカメラでフォーマットすると毎回写真.appが有無を言わせず立ち上がってしまいます。カメラ直結などなら良いのでしょうが、一眼レフなどを仕様する場合、毎回メディアをフォーマットすることは普通のことで、毎回フォーマットすると、Macに接続するたびに写真.appが立ち上がり、それを閉じるというバカなことをしなくてはなりません。

しかもこの仕様、解決策が全くないというのが上記サポートコミュニティでのディスカッションの結果です。

私は『余計なことをされる』のが何より嫌いであり、写真.appを全く使うつもりがないのに出しゃばってくるのは腹が立ちます。

余計なお世話が増えている

iOSのミュージックも最近ウザくなりました。Apple Musicリリース後のアップデートでUIが直感的でなくなりました。以前より誤操作を誘うようなわかりにくいUIで、プレイリスト画面では使いもしないRadioボタンを消すこともできません。Radioといっても、昔からiTunesについていた無料のインターネットラジオではなく、AppleMusic契約が必須な有料の音楽番組です。これもミュージックの設定でApple Musicを表示をOFFにしているのにしぶとく出てくるあたり、不愉快です。

使い勝手が向上しているわけでもないのに、余計なことはされる。なんとなく、Appleの魅力が薄れていく気がします。