人力移動Blog

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ヒメボタルは場所次第

土曜日は雨、日曜日は晴れたのですが腹痛で山に行けず…。せめて何かしたいということで、ホタル撮影に行ってきました。

水辺のホタル(ゲンジボタル)は今年は数も多くないようなので、ヒメボタルを狙ってみることにしました。

ヒメボタルは陸生のホタルで、水辺では無く森の中などにいます。ニホンではゲンジボタルなどの水辺のホタルが主流ですが、世界的にはホタルといえば陸生のホタルのようですね。ゲンジボタルと違い、マイナーでネットを検索して得られる場所も少なく、時間帯も場所によりばらばらだそうで、何度も行って自分で情報を集めなくてはなりません。

とりあえず『森にいる』ということは確かなので、南蔵王登山道入り口である、林道に行ってみることにしました。林道脇の駐車スペースからは、夜景が見えました。梅雨時でスッキリしない上、田舎なのでたいした明かりもありませんが…

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林道脇の草むらを見ると、ヒメボタル特有のピカピカとサイクルの短い光がみられ、どうやら『当たり』のようです。

暗闇の林道を一人寂しく歩いて行き、暗さに目が慣れてくると、森の中でピカピカ光ながら飛ぶ雄と、草むらの中で光る雌があちらこちらで見られました。

あちらこちらで光る姿は幻想的で美しかったのですが、一つ問題が。森の中は草が生い茂り、入っていくことが出来ません。林道からだとちょっと遠すぎて、画が定まりません。結局林道脇でちょろっと飛ぶ姿をようやく捉えられたのみでした。もうちょっと開けたところで無くては撮影は困難ですね。そういえば、だいたいヒメボタルで有名なのは、神社の境内とかでした。

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今週がラストチャンスになりそうですが、もうちょっとあちこち出かけてみようと思います。