人力移動Blog

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X-T1用リモートレリーズ

以前からやってみたかった撮影に、星景写真があります。今年の秋に白馬岳に上った際に挑戦してみたのですが、基礎知識が足りず、せっかくのチャンスだったにもかかわらず、失敗してしまいました。

おそらく手ぶれ補正ONのまま撮影してしまい、星の流れに合わせて地面やテント場の光も補正され、全体的にぶれてしまったようです。手ぶれ補正OFFが必須とは知らなかったため、しっかり三脚を固定して、風も無いのになぜ画が『ぶれる』のか悩みつつも、寒い稜線上で考えもまとまらず、うなだれて帰ってきたのでした。

白馬山頂宿舎の稜線上よりみる星景(テン場)

白馬岳は70Dを持って行ったのですが、重くてかさばるカメラは山に持って行くのが大変、ということで最終的にミラーレスであるX-T1に買い換えとなったわけですが、その重いカメラ(+三脚)を持って行って、どうしようも無い失敗写真を撮ってしまったのは、とても残念でした。

せっかく軽くて画質もよいX-T1を買ったので、今度は登る前に平地で星景写真の練習をしておきたいと思い、必須アイテムのレリーズケーブルを買うことにしました。

何も考えずにX-T1の付属マニュアル通りにレリーズを買うと、こちら↓になります。5000円弱と、やたらと高額で驚きました。タイマーもついておらず、単純なリモコンでこのお値段はありえません。

マニュアルの80ページに以下の記載があることに気がつきました。

『市販のリモートレリーズを使用する』

電子式の市販リモートレリーズは、マイク / リモートレリー ズ端子に取り付けることができます。 マイク / リモートレリーズ端子に リモートレリーズを取り付ける と、設定確認の画面が表示され ます。MENU/OK ボタンを押して、 マイク / リモートレリーズ設定を n リモートレリーズに設定してく ださい。

要するに、ミニジャックサイズのプラグがついた、市販のリモートレリーズが使えるのです。なんでわざわざ高価なリモコンを用意しているのか、わかりません。

私はシンプルなこちら↓を買いました。1000円を切りますが、問題なく認識して、使うことができました。半押しも一応大丈夫でした。見た目は以前EOS Kissを使っていたときに購入した、キヤノンの純正品にそっくりです。

ほかにも同じケーブルを使用する、タイマー付きの高機能品もありますが、X-T1はインターバルタイマーも本体で使えるので、シンプルでコンパクトなこのケーブルで十分でしょう。タイマー付きはゴツいですしね。

参考までに現物はこちら↓。

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つなぐと設定画面が表示されますが、すぐ消えます。

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