人力移動Blog

登山、シンプルライフ、旅行などなど…

カメラを一式揃えました

久しぶりの一眼レフ

前回オークションでRX100M3を手放してからカメラがスマホしかない状態でしたが、ようやく撮影環境が整いました。

久しぶりの大きな買い物にいろいろ調子が崩れたり体調が悪くなったりと、つくづく小心者ですが、買ったからには使い倒してやろうと思います。

ニコン D5300 18-140 VR レンズキット

今回買ったのは、『ニコン D5300 18-140 VR レンズキット』です。もともとオリンパスのE-M5IIを買う気満々だったのですが、情報を集めているうちに、やっぱりフルサイズ!!ど5DMarkIII、D850、α7IIなどフラフラと見積もってみて、結局入門機の普通の一眼レフに落ち着きました。

カメラの他に三脚、バッグなど当面必要なものを一通りそろえたので、一つ一つレビューしていきたいと思います。

なぜ『普通の』APS-C機か?

フルサイズを諦めたのは、価格が高すぎるのと、重すぎるということ。どちらもゆずれません。

そして汎用性、ランニングコストも大切です。

重さ

私は旅行や登山で写真を撮りたいのですが、写真だけを取りに行くわけではなく、旅や登山自体を楽しみたいと思っています。撮りたい写真のレベルと、荷物として行動に制約がかかりすぎないサイズで帳尻が合ったのがAPS-Cの一眼レフ、M3などのミラーレス、マイクロフォーサーズのE-M5IIでした。

以前EOS 40Dを所有したことがありますが、当時は金属ボディで重すぎ、テント泊で思い装備に追加で持っていくのが苦痛で、結局持て余して手放してしまいました。

価格

価格 は無い袖は振れないので、フルサイズ機は自分で必要なコストを見積もっている段階で脱落してしまいました。だいたい本体が20万円〜という時点で、もう私の身分では分不相応でした。私はカメラ関連の資産がまだ全く無いので、ゼロから揃えなくてはなりません。APS-C機ならレンズ3本(便利ズーム・単焦点標準レンズ・広角レンズ)が買えてしまいます。

次にミラーレスですが、こちらはぐっと安く上がるのですが、レンズの品揃えが少ないのと、機能が未知数すぎるので今回は選択から除外しました。正確にはマウントアダプターなどであらゆるレンズが楽しめるらしいですが、もともとレンズを持っていないので、中途半端な揃え方をしてもしょうがありません。やはりレンズ交換式ミラーレスはカメラを持っている人のサブ機でしょうね。

もともと買おうとしていたマイクロフォーサーズのE-M5IIですが、値段を見積もると、レンズ込みではAPS-Cを上回り、フルサイズの安いものよりちょっと安いくらいになってしまいます。本体が11万円弱、レンズキットで15万円。一から揃えるとなるとやはり高くなってしまいます。それにバッテリーが持たないのも登山では問題ですね。5000円くらいするバッテリーが3つも4つも必要ならば、カメラの定価が1万円〜2万円くらい高くなるのと変わりません。

結局、APS-Cの型落ち品が一番安上がりだとの結論に至りました。ちょうど2月はCP+が終了して各社新機種が出始め、入門機は型落ちします。今現在ニコンならD5300、キヤノンならX7Iがお買い得な状態でした。8万円弱で便利ズームのレンズキットが買えます。バッテリーなど小物を揃えてもE-M5IIより安いです。

汎用性とランニングコスト

APS-Cのカメラとなると、キヤノンニコンペンタックスが選択肢に入ります。ソニーは一眼レフには注力していると思えないので除外です。

登山というと防塵防滴のペンタックスが定番です。私は仕事上ペンタックスとも繋がりがあったりして、第一候補ではあったのですが、汎用性の面で見送りました。レンズがペンタックス純正だと数が少なく選択肢が絞られてしまうのと、サードパーティーのシグマやタムロンのレンズを買うと、結局防塵防滴が無意味になってしまいます。それではあえて選ぶ意味がないですね。

結局、キヤノンニコンの普通のAPS-C入門機を買うことになりました。こちらであればサードパーティーのレンズを活用して、ランニングコストも安そうです。

D5300を選んだ結論

ニコンキヤノンどちらでも問題なさそうだったのですが、買うとなるとどちらかを選ばなくてはなりません。私が撮りたい写真が登山風景、星景、旅行写真であり、これらの写真を載せている個人のブログを巡回したり、Flickerで気に入った写真の撮影機材を見たりしたところ、私の琴線に触れる写真を撮っている撮影者のみなさんが、ニコンの比重が多かったのが決め手になりました。

性別・撮影対象・年代が近い撮影者の機材レビューが一番効いたかな…?

他人任せ的なところはありますが、間違いなく良い写真を撮れる機材であり、私の写真がダメでもそれは腕の問題であるのは明らかとなります。

さて、残りの機材のレビューと並行して、普段の記事も新しいカメラで写真を撮って載せたいと思います。