人力移動Blog

登山、シンプルライフ、旅行などなど…

やりたいことだけやる期間

仕事や家庭で色々『判断』に追われてくると、皆余裕がなくなって殺伐としてきたり、気力が無くなって、何もしたくなくなったりします。

調子を取り戻す決定打

そういった時には、『やりたいことだけやる』期間があると良いそうです。趣味でも仕事でも、自分の好きなこと、興味が有ることなど前向きになれる何かに没頭できると、調子を取り戻すことができるといいます。小学生の頃お昼休みに学校の図書館で、当時好きだった『釣り』について書かれた小説を読んでいたらついつい没頭してしまい、気がついたら図書館が閉館したのに気付かず、自分一人ぽつんと残されていたことが有りました。危うく午後の授業を小学生にしてサボるところでした。没頭すれば時間もあっという間に過ぎ、嫌なことも頭から取り除くことが出来ます。

ペースを取り戻すということ

車も渋滞が多い町中を走っていると、調子や燃費が悪くなったりします。高速道路を一定のペースで走り続ける機会があると、しばらく調子が良くなったりするものです。燃費も制限速度が遅い町中よりも、たとえ速度が早くても一定のペースを保つ高速道路のほうが良いのです。人間も登山で縦走するとき、一定のペースで歩き続けていると疲れもたまらず、距離を稼げます。ところが頻繁に休んだり、無駄にピッチを上げたりすると、とたんに調子を崩して歩くのが辛くなります。

何かに没頭できるというのは、脳内や体のペースを取り戻すということです。登山に没頭すれば、山登りについて計画を立て、情報収集し、ジョギングして体調を整えることが出来ます。そうすれば仕事や日常生活への復帰も用意になるでしょう。

私も年末に母が倒れたり、体調を崩したりと最近疲れがたまって無気力が続いていたのですが、近々会社の制度でバカンス休暇を取れるようになり、まとまった期間好きな登山でめったに出来ない長い縦走をする予定です。

(補足)好きなことでも嫌なことが頭からはなれないなら別な選択肢を

没頭する対象を安易に選ぶと、かえって疲れることも有ります。例えばゴルフが好きだからとゴルフを対象にしたとして、練習場で苦手な人に会ったり、自分の技術が満足できなかったりと、ストレス源になるようなら対象を変更してみるのも良いかもしれません。

たとえば普段手を付けない小説を一気に読んでみたり、ジョギングで距離やタイムに挑戦するとか、そんなささやかなことでもいいのではと思います。