アーロンチェア購入
長く続く右肩の痛みで外出が減ったので、ゆっくりテレビで映画を見る環境が欲しくなり、椅子を物色していました。
最初は無印良品の体にフィットするソファ(通称人間を駄目にするソファ)が評判高いようだったので買ってみましたが、フィットもしないし楽にもなりませんでした。
自分は178cm程度の身長がありますが、あまりリラックスできないのと、動くたびに形状が変わるビーズクッションは落ち着かないのでした。しかも、頚椎に痛みを持つ現状では、このソファに体を預ける姿勢は全部NGです。
かなり大きい商品でどうしようかと思いましたが、とりあえず年末に実家に押し付けることにして、きちんとした、腰掛ける椅子を買い直すことにしました。
どんな椅子がいいかですが、まずワンルームのアパート住まいなので、複数の椅子を置くスペースはありません。普段PCをおいている机の椅子も安物のスタッキングチェアで、腰に悪そうです。よって、体をゆったりと預けられるワーキングチェアを買うことにしました。
どの椅子がいいか
まずどの椅子を買うか。昔とんがったものばかり選んでは失敗してきたので、最近は個性より定番、定番は選ばれる理由があって定番なのだが信念となっています。
よって、よく名を聞く以下の三つが候補に登りました。
アーロンチェアは定番中の定番、12年保証、前傾5度取れる点が机に向かって勉強する必要がある私には魅力的です。メッシュも耐久性が強そうです。しかし現在は中国製になっているようです。
オカムラの2種はどちらも日本製らしく、気分は良いです。ネット上の評判も、アーロンチェアに匹敵し、アーロンチェアとくらべてこちらにしたという結論も多々見られました。ただ保証が2年、アームレストのポリウレタンが加水分解でボロボロという記事にはちょっと懸念があります。
アーロンチェアはamazonで15万円です。Contessaも14万円強、バロンチェアも10万円くらいです。私には高いので、念入りに調べて、座ってみなくては買えません。
大塚家具
試座するならどこがいいか、それぞれ公式サイトで情報を集めたところ、実質アーロンチェアとオカムラをいっぺんに試せるのは最寄りではIDC大塚家具しかありません。行ったことがないのでどんなところかは知りませんが、とりあえず出かけてみました。
駅を出てすぐ近く、大塚家具の入っているビルにつき、エレベーターに大塚家具受付という案内がありました。受付という文字が気になりつつ、行ってみると本当に『受付』でした。ニトリやIKEAのように好き勝手見られるわけではなく、営業さんに案内されて、『商談』する形式なのですね。ちょっと敷居が高いというか、買わずに出にくい感じでした。
とはいえさすがに広い店舗で、ハーマンミラーもオカムラも複数モデル置いてあり、全部座って調整も確かめてみることが出来ました。
さんざん座った結果、購入するのはアーロンチェアのBサイズに決定しました。
決め手は座った時のホールド感と、前傾5度です。机に向かって作業するときには、アーロンチェアが圧倒的に向いています。は座ったの公式サイトでも、アーロンチェアの紹介ページではフライロッドが立てかけてあって、フライタイイング(毛鉤の作成)を伺わせる演出です。そういった作業には、アーロンチェアはとても向いていると思います。
オカムラの2種も座り心地は良いのですが、どちらかというとゆったり腰掛けて、ふんぞり返ってPCを操作するにはいいのですが、机に向かって何かするときにはピンときませんでした。
ちなみに大塚家具の値段ですが、敷居の高さからてっきり定価販売かと思いましたが、Amazonや楽天よりも1万円弱安かったです(消費税込みで約14万円といったところ)。座ってみるだけのつもりが、大塚家具で買ってしまいました。正規店でサポートも期待できるので、これでよかったと思います。
買う気まんまんで、検討も大詰めといった状態なら、大塚家具も良いかもしれないですね。マンションや建売の内覧会に、大塚家具のインテリアコーディネーター資格を持った営業さんが同行して、家具の組み合わせを提案するサービスも有るみたいですよ。
私は当分高級家具を買う予定がないので、当分おじゃますることはないと思いますが…
ちなみに、Amazonだと当然箱付きで届きますが、家具屋で買うと箱は回収されます(言えばくれるかもしれませんが)。買ってみて、期待はずれならヤフオクなどで売ろうと思ったら、箱はあったほうがいいので、Amazonも一つの選択肢ですかね。