カメラバッグの劣化と買い替え
E-M1 Mark II とレンズを思い切って大人買いしてしまったわけですが、これまでのカメラバッグが手狭になりました。私が使っていたのは、ロープロのノバ 180AWです。買ったのは2015年末で、当時のBlog記事がありました。ちょうどX-T1を買ったときですね。
満足もないが、不満もない、そんなカメラバッグなのですが、収納力不足を感じていたのと、劣化してきたので、買い換えることにしました。
収納力の面では、12-100mm F4.0を装着した本体と、7-14mm F2.8までは収納できるのですが、40-150mm F2.8が収まりません。全部持っていくことはそうそう無いとはいえ、せっかくなら3本のレンズ全部持ちをしたいです。
そして何より、買い足しではなく買い替え決断の理由は、劣化です。上記の記事からわかるように、買ってから三年ちょっとということになりますが、上蓋の取っ手部分がボロボロになってしまいました。
ウレタン材で柔らかい取っ手なのですが、加水分解か手脂で劣化し、ちょっと動かすと黒い粉がポロポロ落ちてくるようになりました。最近やたらと黒いゴミが散らばっていると思ったら、カメラバッグが原因だったのでした。粉っぽいゴミはレンズにも悪そうなので、捨てるよりありません。
使っていて取っ手の部分がウレタンでよかったことはなく、普通の硬いベルトになっていれば、劣化すること無くサブのバッグとしてまだまだ使えたのですが…。本当に取っ手の部分だけボロボロで、あとはキレイなものなのです。やはりポリウレタン材が含まれると、はどんなに高いものでも、数年で使い捨てですね。
Endurance Extを発注
買い替えにあたって、今回は割り切って『インナーケース+普通のバックパック』でいこうと思ったのですが、インナーケースのサイズ感や、バックパックへの収まりなど、色々試行錯誤と無駄な出費が予想され、なかなか踏み切れず、結局カメラ専用のバックパックを買うことにしました。
今回買ったのはSutadio9さんプロデュースのEndurance Extです。
届いたものを開封すると、コンパクトで良さげな印象です。二気室で下がカメラバッグ、上がその他物入れです。
良いなと思ったのは以下の点。
- 手頃な価格
- 程よいサイズ感
- カメラ専用ならではの収まりの良さ
MFTの小さなボディでは大げさかと思ったのですが、プロレンズオンリーだとむしろちょうどよい感じです。あとホタル用に明るい単焦点1本を買う予定なので、ちょうどぴったりとなりそうです。
E-M1 Mark II + 12-100mm F4.0 PRO、7-12mm F2.8mm PRO、40-150mm F2.8mm PROを収納しています。
カメラ+レンズと三脚(マンフロットのbefree)を装備してこんな感じ。ちょっと傾いていますが気にしない…
そして側面を開けてカメラを取り出せます。これがカメラ専用バッグのいいところ…
Endurance Ext ちょっと残念な点
アウトドアメーカーのバックパックだと、スナップフィットのバックルがベルトが通してあるだけで、バックルが壊れると交換できるものが多いです。私のグレゴリーのバックパックも、バックルが壊れて自前でバックルだけ仕入れて交換しました。
その点、タウンユースに近いカメラバッグだと、大抵はバックルが縫われていて、交換するにはベルトを切ったり、糸をほどいて交換することになります。
バックルは結構壊れるんですよね。もうちょっと長期使用を考えて、交換しやすいようにしてくれるとありがたいです。