人力移動Blog

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角田市のヒメボタル

昨夜のヒメボタル撮影はうまくいかなかった物の、静かな夜の森がピカピカとクリスマスツリーのように輝く様は面白く、ハマってしまいました。

週末に行った蔵王は撮影し辛いので、今夜はもうちょっと人里に近い角田市の散策路が整備された某山へ。駐車場につくと、当然日が落ちてからは車は一台もおらず、暗闇の中に一人です。蔵王は標高が高いせいか煩わしい蚊はいなかったのですが、車から降りるとすぐに蚊柱に襲われるような状況でした。

あらかじめ当たりをつけていた駐車場脇の茂みには一匹もおらず、外れかと思ったのですが、散策路を山の頂上の方へ歩いて行くと、次第に茂みに点滅する光が見られるようになってきました。

カメラを三脚にセットし、ピントを確認していつでも取れる体制で三脚を担ぎながら移動しつつ、ホタルが集まっている茂みを見つけて撮影開始。山の中だけあり、光害は皆無なので、180秒の露光で撮影です。

角田市 ヒメボタル X-T1 XF35mmF1.4 - f1.4 180秒

長時間露光すると、撮影そのものも時間が掛かるのですが、カメラ内のノイズ除去にも時間が掛かるので、そう何度も撮影できません。暗闇なので、撮ってから電柱や看板の映り込みに気がついたりして…中々難しいです。理想的には日中に下見をした方が良いのでしょうね。

暗闇で光る物を見つけ、ホタルかと思ったら木に登った動物で、いきなり枝の上から駆け下りてきたりして、びっくりさせられましたが、昨夜の蔵王の林道よりはだいぶ気が楽です。

まだまだネットで見かけるような見事な風景は撮影できていませんが、今年は撮影スポットの撮影みたいなもの。写せているだけで進歩。良い経験でした。

そういえばX-T2ですが、金ボタル(ヒメボタル)の4K動画撮影事例が写真家 小原玲さんのサイトで公開されていましたが、物欲が刺激されて困ります。

reiohara.cocolog-nifty.com

ホタル撮影セット

これから買うならX-T2でしょうか。フジXシリーズはとにかく高感度のノイズが少なく、ホタルや星景撮影が楽になりました。

とりあえず三脚は必須です。私はありきたりですが、マンフロットのbefreeを愛用。とにかく『フツー』の三脚です。

標準の時間指定では30秒までしか露光出来ないので、レリーズを使ってバルブで長時間露光するわけですが、こちらがX-T1等でも汎用で使え、安くてお勧めです。