ホタルと腰の重さ

今日はまっすぐ帰宅するつもりが、思いがけず仕事が長引き、どうせ遅いのだからとホタルスポットに寄ってきました。

蛍の数は多くなってきてはいるのですが、結局写真撮影は出来ず、暫定でここに載せるほども撮れませんでした。理由はやはり見物客が増えたこと。ホタルの見頃が近づき、平日にもかかわらず親子連れの姿も見られました。

撮影しているときに駐車場に入ってくる車のブレーキランプで写真が真っ赤になったり、ヘッドライトで真っ白になったり、懐中電灯の光が入ったり…。アクセスの良いホタルスポットで写真を撮るのは至難の業のようです。普通の客が来ないホタルスポットとなると、よく登る山の登山道脇の渓流くらいしか思い浮かばないです。ひさしぶりに夜間ハイクをしてみたくなりましたが、熊騒ぎの昨今、色々憚られます。実家の青森の方には車で行ける小川に心当たりが沢山あるのですが。

ホタルスポットからの帰り、街灯の無い暗い県道で車を路肩に寄せ、ふとヘッドライトを消灯してみると、ホタルが一匹（一頭）、車の前を横切りました。きっと、あちこちに生息はしているのでしょうが、目に入らないのですね。車を下りて探しても良かったのですが、面倒でそのまま帰ってきました。

アイデアや機会は色々あっても、何かと腰が重いのが歳をとった証拠でしょうか。