消えるもの、残るもの
色々消えてゆくなかで、大事なものだけが残れば良い。最近はそう考えていますが、実際にはお気に入り・大切なものが消えていき、いらない物が残ることも少なくありません。
今そんな現象が起きているのは『靴』です。
私の愛用の普段履きの靴はメレルのカメレオンでした。旅先で歩きまわったり、撮影であぜ道など土や草の上を歩くのにも履き心地がよく、気に入っていました。しかし脱ぎ履きしているうちに、かかとの内側が崩壊してしまい、履いていると靴下に穴が空くようになり、やむをえず処分決定。
カメレオンもモデルチェンジして、色々と変わっているようですね。買い換えるにしても、前の履き心地が約束されているわけでは無さそうです。
そんなわけで、今履いている靴はニューバランスの991(Maid in USA)です。ずいぶんと割高でしたが、数年前に衝動買いしたのでした。とはいえ、私のライフスタイルにはまったく合わず、死蔵していたので、愛用の靴が駄目になったこのタイミングで引っ張り出されたのでした。(早くはきつぶさないと、ソールが加水分解して崩壊しそうというのもありますが)
やはり『もの』は必要になったときに買うようにしないと、いざ使うときに『今そんな気分じゃ無い』と、自分で買ったくせにうんざりしながら使うようになります。