人力移動Blog

登山、シンプルライフ、旅行などなど…

モンベル ストームクルーザーJKT

先日モンベル直営店から配送を頼んでいた『ストームクルーザージャケット』が届きました。

f:id:yari3180m:20160526011159j:plain

店舗で試着したので当たり前ですが、届いたものをじっくり観察すると、やはり『モンベルの良心』を感じる良い出来です。おそらくパタゴニアやノースフェイスなど他のブランドで出すと、倍以上の価格帯になってしまうのでは無いでしょうか?色はインディゴを選択。店頭在庫が無かったので取り寄せ配送となり、現物は届いて初めて見たわけですが、落ち着いて良い色です。イメージしていたより濃い目でしたが、その分旅行の時など街着として使うときには良さげな色です。山でも街でも使い倒せるでしょう。遭難したときには派手な色の方が望ましいのですが、黄色いツェルトがあればヘリから発見して貰えると思うので、良しとします。

※ちなみに救助隊のヘリパイロット曰く、上空から最も発見しやすいのは『赤』だそうです。夏山でも真っ白な雪山でも赤がもっとも目に飛び込んでくるそうです。

今回パタゴニアトレントシェルジャケットから『入れ替え』となるのですが、手元に両方あるうちに比較して見ました。

方やモンベルのフラッグシップ、かたやパタゴニアのローエンドですが、驚くことに『同一価格帯』です。

ストームクルーザー

まずはモンベル ストームクルーザー。種類としてはレインウェアです。

すぐに気づくのは、ストームクルーザーの圧倒的な『しなやかさ』。ゴアテックス C-KNITというしなやかさを売りにした素材を使っているだけあり、着ているときにガサガサ言いません。これなら街着にしても違和感が無く、登山以外にも旅先でも活躍しそうです。

そして、驚くほど軽い。わずか257gです。これで3レイヤーなのが驚きです。私は稜線上を歩くときなど、雨が降っていないけれど風が強いときは、ウィンドブレーカー(パタゴニアのフーディニ・ジャケット)を愛用していました。しかしここまでストームクルーザーが軽いと、別にウィンドブレーカーを持って行く気になれません。

ピットジッパーが無いことだけが不満です。なぜか海外版にはピットジッパーがあるのですよね。256ドルと日本での価格よりだいぶ高いですが…。トレントフライヤーではピットジッパーが付きましたが、フラッグシップのストームクルーザーで頑なに採用しないのは、日本版では防水を重視したのかもしれません。

トレントシェル

もう一方、パタゴニアトレントシェルジャケットです。こちらもレインウェアといって良いでしょう。公式では雨雪対応のハードシェルとしか示していませんが…

トレントシェルは着ていると『ガサガサ』と安っぽいビニール袋のような音がするのが嫌で、街着としては使ったことがありません。あくまでも『レインウェア』として使っていました。他にも弱点があって、裏地が白いのですがこれがまた色移りしやすく、濃い色のシャツなどを着ていると、裏地に色が移ってしまいます。また洗濯を何度か繰り返すと、裏地が剥げてきます。2.5レイヤーのためか、ちょっと劣化しやすい印象があります。

フィールド上ではレインウェアとしては十分機能を果たすのでそれほど不満と言うわけではありませんが、やはり動いたときのガサガサ音だけは嫌でした。そのため雨が降っていないときはフーディニ・ジャケットなどガサガサいわないウィンドブレーカーを愛用していたのでした。

比較して見ると…

比較項目 ストームクルーザー トレントシェル
素材 ゴアテックス C-KNIT 3レイヤー H2No 2.5レイヤー
質量 257g 343g
ジッパー 止水ジッパー フラップ
ピットジッパー 無し 有り
価格(公式) 19500円 18600円

ストームクルーザーは軽くてガサガサいわないので、別途ウィンドブレーカーを持って行く必要がなくなり、さらに重量を軽減できるとみることも出来るでしょう。

値段と機能を比較してみると、やはりモンベルの圧倒的なコストパフォーマンスを感じます。パタゴニアはリセールが良い(オークションで値が付く)のですが、衣類で車のようにリセールバリューを気にするのもおかしいですよね。モンベルを使い倒した方が結果は安上がりでしょう。ちなみにパタゴニアほどじゃないにしても、モンベルもリセールは悪くありません。

蛇足ではありますが、パタゴニアでストームクルーザーと同じ、ゴアテックス C-KNIT相当の素材を使った商品は『レフュジティブ・ジャケット』となり、価格は約3.3倍の64800円になってしまいます。レフュジティブ・ジャケットはレインウェアというよりは、アルパインシェルになるでしょう。RECCO雪崩救助反射板(リフレクター)を内蔵しており、積雪期に着たまま行動する人向けです。夏山のレインウェアとしてはかなりオーバースペックです。素材もレフュジティブ・ジャケットは30デニール(一部40デニール)、ストームクルーザーは20デニールで強度には差があります。

とりあえず心機一転、レインウェアも買い換えたし、週末の登山が楽しみです。いまのところ『早池峰山』を予定。天気予報では晴れですが、どうなるやら!?

広告を非表示にする