定義如来
伊豆沼で白鳥たちを撮影後『さてどうするか?』ですが、現地でどのくらい撮影できるかも読めなかったこともあり、具体的なプランはありませんでした。
明け方に出発したこともあり、撮影が終わっても、まだまだ『早朝』です。せっかくなので、そのうち行こうと思っていた宮城の撮影スポットの一つ『定規如来』の極楽山 西方寺へ。
定義如来 極楽院西方寺
平家の落人伝説に絡む歴史ある寺院だけあり、山奥にあります。
仙台宮城ICから大倉ダム方面へ。雪の中では寂しい山道ですが、よくよく見ると釣り堀や芋煮会ができそうな施設があり、雪の無い時期にはそれなりに行楽地として賑わっているようです。
定義さんの三角油揚げ
駐車場に着くとすぐに名物『三角定義あぶらあげ』の幟が目に入ります。定義さんの三角油揚げと言えば宮城では有名ですが、県外出身者の自分にはあまり縁がありませんでした。今日は明け方の出発で、まだご飯を食べていなかったので、まずは腹ごしらえ。
定義とうふ店 top of 定義とうふ店
豆腐田楽と三角のあぶらあげのセットをいただきました。300円。
田楽はもちろん甘辛くておいしいのですが、油揚げが思いのほかボリュームがあり、ファーストフード的にかぶりついておいしくいただけるのは新鮮でした。食べ方がよく分かりませんでしたが、七味と醤油が並んでいたので、七味をさっと振って、醤油を少々でいただきました。分厚いので、十分おなかも満足です。
定義如来
お線香とろうそくのセットを買い求め、お参りさせていただきました。
立派な雪だるまがありましたが、ファンシーすぎてお寺の荘厳さがけがされているような気がしないでもありません。
五重塔がありましたが、昭和時代の完成と、最近のものなのですね。木造でしっかりした作りでした。
ささやかながら門前街町があります。三角油揚げが売っている定義とうふ店はこの門前街の外れにあります。こんな山奥でも門前町が機能しているというのは、それだけ信仰が厚いと言うことなのでしょう。
三角形の油揚げを食べたばかりなのに、匂いにつられてついつい団子も食べてしまいました。こちらもおいしかったです。
⇒次回 『ニッカウヰスキー 宮城峡蒸留所訪問』へ続く