初めての伊豆沼
宮城県では白鳥の名所として知られる伊豆沼ですが、初参戦してきました。
見頃は明け方、一斉に飛び立つ瞬間が迫力があると言うことで、夜明け前の出発となりました。
車のフロントガラスの凍結除去に手間取り、少々遅れて現地に着くと、すでに大砲のようなレンズを装着したカメラマンでいっぱいでした。
鉄道や野鳥の撮影スポットだと、レンズヒエラルキーというか、勝手に身分を意識してしまいますね。白いレンズがやたら並んでいる状況で、X-T1+XF55-200mmのコンパクトな組み合わせだと少々場違いとも思える状況で『すいません、ちょっと失礼します…』みたいな感じです。
場所取りは経験が大事
太陽の位置からどうしても逆光になってしまったり、背景が道路の看板が映り込む位置になったり、手前の葦が邪魔だったり。下見をしたり、撮れた写真をみて勉強したり、経験がものを言いますね。
沼から飛び立ち、こちらへ向かってくる鴨たち。
山登りで明け方から立つときもそうですが、明日の出に照らされた雲の赤い色は好きです。真っ青な青空より画になります。
雪が降ってきて、防滴の本体は大丈夫ですが、防滴では無いレンズXF55-200mが正直心配でした。防滴のXF100-400mmが欲しくなります。見た目も多少は見栄えもしますしね。理想はX-T1をXF55-200で手持ち、X-T1の後継(X-T2)にXF100-400mmを三脚に添えて…とか、勝手に夢想してしまいます。
鴨たちが一斉に飛び立つ瞬間があると伊豆沼サンクチュアリセンターのページで参照で参照したのですが、この目で見ると本当に一瞬でした。まだかまだかと待っていたら、一瞬『バッ』と羽音がして、一斉に塊となって飛び立ちます。
白鳥たちは鴨とは完全に別行動、餌場へ急ぐ鴨に比べて、白鳥はゆっくりさんで、飛び立つ気配はありません。のんびりお食事です。
雪の塊かと思いきや…
白鳥でした。レンコンの根を食べているとか。
当たり前ですが、鳥も目をつぶるのですね。
氷上で休む白鳥たち。
首がちょっと心配になります。