人力移動Blog

登山、シンプルライフ、旅行などなど…

撮影枚数とカメラの思い出

速くも一年の最初の月が過ぎました。先日もLightroomの記事を書きましたが、写真を整理していて、X-T1を買ってからというもの、久しぶりにたくさん撮ったな、と感じています。月単位の撮影枚数が急に増えているし、Lightroomも毎週使うようになったので、これまで気付かなかった機能を知る機会も増えました。

初めてのちゃんとしたカメラ

私が初めて『きちんとした写真※1』を撮りたくて買ったカメラは、初代GR Digitalだったと思います。私の写真ライブラリにある画像も、まともな写真は初代GR Digitalを買った2006年から急に増えており、それまでは年に数回、旅行に出かけたときとか写真を撮らないので、1年で数回か写真を保存しておらず、使い捨てカメラを使っていたときとさほど変わらない頻度だと思わず苦笑してしまいました。

※1 きちんとと言っても、作品と言うよりは撮っておく気になるレベルの写真のことです。

それまで古いIXY Digital鹿持っていなかったのに、突然GR Digitalを買ったのは、旅がきっかけでした。当時出張する機会がすごく多くて、出社するより客先にいる方が多い日が続いていました。あちこち出歩いていると、色々きれいな景色に触れる機会が多くて、データで残したい→良いカメラが欲しいということで、熟考の末、GR Digitalを買ったのでした。GR Digitalはその後GR Digital2に買い換えて、そこそこ長く使いました。のどかな田園鉄道の旅から、北アルプス穂高縦走を達成し、ジャンダルムをおっかなびっくり超えた時も、一緒でした。まさに思い出のカメラです。

北アルプス・ジャンダルム:GR Digital 2 f:id:yari3180m:20160202215943j:plain

X-T1:久しぶりのお気に入り

その後『EOS Kiss X4』で一眼レフの道に入り、重くて音を上げてコンパクト回帰の『RX100』、また画質が欲しくて一眼レフの『D5300』、『EOS 70D』とまさに錯綜したのですが、その間登山や旅は楽しかったのですに、写真はフラストレーションばかりたまっていて、あまり良い写真を残せていません。一気に撮影枚数が減り、カメラも傷つく前に毎回手放している気がします。

フジ X-T1は私にとって久しぶりに毎週写真を撮りに行こうと思えるカメラです。GR Digitalほどではありませんが、持ち歩くのが苦では無く、コンパクトで画質が良いこのカメラ。買ってからそれほど日が経っていないわけですが、今年は良い写真が撮れる気がしています。夏の蛍、北アルプス、秋の奥入瀬、撮りたいものばかりです。また初代GR Digitalの時のように、今年もアルプスで撮影できるでしょうか?こんどこそ、立派な星景写真を撮りたいと思います。