めまぐるしい天気
年末は実家に帰省中。
ちょっと前まで家の2階に上がらないとソフトバンクの携帯が通信できなかったのが、今年は家中どこでも安定してつながります。まだLTEはだめですが…
宮城では全く降る気配が無かったのに、青森では一面の雪景色です。吹雪いていたので家にこもるしか無いかとあきらめていたのですが、晴れ間が出てきたので出かけてみました。
川沿いを歩いて写真を撮っていると、ザザ〜と滑るような音が響いて、何だ何だと見渡してみると、川向こうの崖で雪崩が起きていて、斜面の木をなぎ倒していました。日が差して暖かくなったからでしょうね。
谷底を見ると、川の流れに沿って葦が倒れて、面白い形になっていました。ナショナルジオグラフィックの写真でヌーの群れかなにかで同じような模様を見たことがあります。こちらはだいぶスケールが小さいですが。
よってみたところ
雪国なので、古い家の屋根は急です。デザインはまんま茅葺き屋根ですね。私が子供の頃はまだかやぶき屋根の家も残っていたのですが、次第にトタン葺きになり、いまやその家も建て替えられて、昔の風情は無くなってきています。
車がやっと一台通れるだけの道路ですが、かつては大きなフルサイズのバスも走る『メインストリート』だったとのこと。こんな裏道なのに、商店(の残骸)があったり、お地蔵さんがあったり、ヤンマーだとかカンコー学生服の琺瑯看板が残っていたりと色々不思議だったのですが、理由がわかりました。雪の時はバスがスタックして、みんなでバスを押していたとか。
雪が積もった田んぼは美しいと思います。
昔はあの山の向こうにも人家があったのですが、今は廃村となり、道路も除雪されていません。
曇って雪が強くなってきたので、そろそろ家に戻ります。一日でも晴れ間と吹雪が行ったり来たりのめまぐるしい一日でした。