富士フイルム X-T1購入
土曜日は休日だというのに、資格試験で東京へ出張でした。結果は年明けの発表ですが、末までもなくボロボロです。今年の春に岩木山神社のおみくじで、『学業:怠れば危うい』と出ましたが、その通りです。忙しくて勉強する暇が無かったのは事実ですが、それにしてもだらけすぎました。来年は気合いを入れ直さなくてはなりません。
さて、ボロボロの試験結果だけで東京から帰るのは悲しいので、カメラ屋を覗いていこうと立ち寄ったところ、気がついたら重い紙袋を下げて電車に乗っていました。まぁ、衝動買いですが、ようやくカメラありの生活に復帰です!
富士フイルム X-T1を選んだ理由
先月Canon 70Dを売却して以来、カメラなしの生活で早く次を買いたいという気持ちを抑えつつ、熟考して決めた機種はEOS M3だったのですが、結局全く違う機種を買ってしまいました。共通点はミラーレスでAPS-Cという点ですね。
さて、X-T1を選択した理由ですが、
- カメラ、レンズともにMaid in Japanで、金属製の外観は質感がよい
- 動物写真家の小原玲氏をはじめ、海外の山岳写真家など、ネイチャー系写真家によく使われている
- 比較的低コストで必要なレンズがそろう
- 当分廃番を心配しなくてよさそう
EOS M3はとても安くシステムが組めるのですが、どうしても安っぽいのと、格好が悪いのがちょっと不満でした。その点X-T1はとても高品質で高級感があります。趣味で使うものなので、厳選して一台に絞ったカメラには『ときめき』がほしいです。『こんまり』さんも言っていましたね。
参考: 日本ときめき片づけ協会
私はおもに登山を中心とした自然の風景や、農村、水路をテーマに写真を撮るので、そういった写真が映えるカメラを選びたいと思いました。そこで候補のカメラ名と登山などのキーワードで画像検索し、写真を比較して好みの写真が多かったのがXT-1でした。
そしてカメラと言えばレンズです。本体よりよほどレンズの方が重要なのですが、XT-1は『魔法のレンズ』XF35mm F1.4など、使い勝手がよく、明るい単焦点レンズがたくさんラインナップされていて、フルサイズより安くシステムを組めます。またキットレンズもF2.8始まりという、贅沢な作りというのも気に入りました。 メーカーがフルサイズに手を出しておらず、現行のシステムで当分安泰そうなので、今買っても後悔はないであろうということで、XT-1の購入を決断しました。
私のXT-1購入の組み合わせ
- X-T1 18-55mmレンズキット
防水のXF18-135mmのキットと迷ったのですが、持ち歩くなら軽い方がよいというのと、画質で定評のある方を選びたいと思い、18-55mmのキットにしました。以前Nikon D5300 18-140を使っていたことがありますが、カメラ本体がせっかくコンパクトなのに、18-140mmのレンズの重さで台無しになっている感がありました。重いとなにかと使い勝手が悪くなるのは70Dの売却も通して身にしみています。
- XF35mm F1.4 R
魔法のレンズと定評のあるレンズです。明るくて、換算50mm相当と使い勝手のよい画角のレンズです。XF35mmF2 WRも出ており値段もさほど変わりませんが、画質優先でこちらにしました。AFの動作音などは少々うるさく、その点はF2の方が進化しているようです。
- xf55-200mmf3.5-4.8 r lm ois
標準ズームにセットするには最適な望遠レンズです。値段も5万円ちょっとと、とてもコストパフォーマンスがよく、画質も定評があります。せっかく買うならいいものを、と格上のXF50-140mmWRと迷ったのですが、『値段が3倍弱違う』のと、『重さが倍近く違う(55-200mm:590 g、50-140mm:995 g)』と言うことで、こちらに落ち着きました。実際使ってみると、軽くてコストパフォーマンスがよく、AFのスピードも実用レベルの早さはあり、おすすめできます。
今日さっそく試し撮りをしてきました。レンズ3本とボディ、ミニ三脚を持ち歩きましたが、本当にミラーレスの軽さはいいですね。システムで持ち歩いても重さが気になりません。XT-1自体はミラーレスにしては重いのかもしれませんが、一眼レフからの乗り換えだと、まるで気になりません。
カメラも手に入ったし、空がきれいなこの時期、雪が降る前に撮りだめしておきたいですね!