鳥の海で星景写真
夜中に急に思い立ち、星を撮りに出かけました。
10月17日は月齢 4.1、まあなんとか撮れる明るさ。寒くなってきたし、オリオン座を観たかったのでした。
星を撮るには、暗くて開けた場所が良いです。カメラを三脚にセットするので、周りに建物があると警察に通報されかねず、人里離れていた方が良いです。とはいえ、あまり日山奥に行くと空が開けていませんし、見晴らしの良い峠は場所柄暴走族が出没し、危険でもあります。
そこで、海の方へ出かけました。鳥の海とよばれる荒浜漁港近くのバードウォッチングで有名だったところです。かつては車を止めるとすぐ海が見えたのですが、宮城の海は東日本大震災で壊滅的な被害を受け、すっかり景色が変わり、巨大な要塞のような防波堤がそびえていました。
かつてはのどかな漁港といった感じだったのに、建機や建築資材が積まれ、巨大なコンクリートの防波堤がある景色は、これから大軍が上陸してくる！といった感じの戦争を控えたトーチカや要塞のような感じがしました。
Wikipediaの記事は震災前の内容でしょうね。
防波堤は階段も見当たらず、人を近づけないような厳つさでしたが、這うようにしてようやく登ると、星の撮影にはちょうど良い広さでした。
いちおう、オリオン座が写っています。
先日の白馬山では失敗しましたが、今回は手ぶれ補正をOFF、落ち着いて撮影したところ、なんとか撮ることができました。
今度は山できちんと星景写真を撮らねば…
