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青森紀行3 田んぼアート

初めて田んぼアートの存在を知ったのは、青森へ旅行に行ってきた会社の同僚から『田んぼアートってすごいよね?』ときかれたのがきっかけでした。

元地元民が知らなかった田んぼアートも、いまや海外ニュースで取り上げられてびっくりすることもあります。私が2015年の田んぼアートの題材の一つがスターウォーズだと知ったのは、なんと海外ニュースのまとめサイトでした。私は外国人より故郷のニュースに疎かったようです。

出身地はよく初対面同士で聞かれる話題ですが、いつまでも見たことがないというのも、『何かやらかしてきた人かな?』と憶測を呼びそうで印象が悪い気もします。せっかく帰省するなら今年は田んぼアートをしっかりと見てこようと思いました。

田んぼアート基礎情報

  • 2015年度の開催期間 6月1日(月)~10月12日(月)

  • 青森県観光情報サイト

www.aptinet.jp

  • 田舎館村役場公式サイト

田んぼアートご利用案内 | 田舎館村

現在田んぼアートは村内2会場で実施しており、第1田んぼアート(田舎館村役場)と第2田んぼアート(道の駅いなかだて「弥生の里」)があります。遠方からの観光で、鉄道でアクセスするなら、第2田んぼアート(道の駅いなかだて「弥生の里」)が『田んぼアート駅』最寄で行きやすいです。第1田んぼアートと第2田んぼアートを結ぶ無料シャトルワゴン車を運行しているとのこと。自家用車なら両方十分な駐車場があります。

見学料は大人200円、子供100円、小学生未満の幼児は無料です。

田んぼアート

今回は第2田んぼアート会場の『スターウォーズ』だけ観てきました。べつに役場に行き辛い訳では無いですよ?

お盆休みということもあり、そこそこ並んでいましたが、待つのが辛いほどではありません。回転は速いです。

田んぼアート駅があることは知っていましたが、実物を見るとおもわず笑ってしまいました。高い塔が第2田んぼアート会場の塔で、ここにエレベーターで登って田んぼアートを観ます。駅はこの塔のすぐ裏手の白い四角い建物です。見ての通り、徒歩30秒くらい?道路を横切ってすぐです。

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実際見た田んぼアートはとてもスケールが大きくて、超広角レンズでもなければカメラに収まりません。今回、一定角度ごとに撮影して、Lightroomの機能でパノラマ合成しました。以前はPhotoshopで作業していましたが、Lightroomだと何も考えずにすぐに完成してしまいました。

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こちらはiPhoneのパノラマ機能で合成したもの。iPhoneでここまで出来てしまうと、コンデジを買わない選択も当然でしょうね…。一応、一眼レフで撮影+Lightroomで合成したほうが歪みは無いです。

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下に降りて、田んぼに近づいてみました。実際に稲全体に紫や黄色の色が付いているのですね。こんなに鮮やかな色彩だとは思いませんでした。田んぼアートをやり始める前から、田舎館村では垂柳遺跡などがあった影響もあり、古代米栽培していましたが、ちゃんと見たのは初めてでした。

その他

いつの間にか立派な道の駅ができ、国内では名の知れた観光資源もあり、かつて見渡す限り、田んぼとリンゴ畑(と岩木山)しか見えない田舎館村が、随分立派になっていて感慨深かったです。

今日のオススメ

田んぼアートのように、スケールの大きな風景を一回で収めたい場合、広角レンズが必要です。

APS-Cでもこれくらいあれば大丈夫でしょうか?

広角レンズも高いので、いっそパノラマ合成してしまうのも手です。上の田んぼアートの写真は Lightroomで合成しました。とくに難しいことなく、数分でできてしまいます。

私は写真をLightroomで管理していますが、ちょっとした修正用にPhotoshopも使えてお得です。クーポンコードが頻繁に発行されるので、うまく利用すれば年間1万円以下で利用できます。