伊勢神宮参拝
伊勢神宮
久しぶりに伊勢神宮に行ってきました。数年前プライベートの旅行で伊勢志摩方面を回ったことがあり、当時は滅多に来ることがないし、一生に一度のつもりで出かけたのですが、勤務先の会社が再編で名古屋近辺に拠点ができたので、出張ついでに結構気軽に来れる場所になりました。
外宮
朝から夏らしい日差しで、駅の日陰から一歩出るのに少々勇気が必要でした。
駅のコインロッカーに荷物を預け、ブラブラとまずは外宮へ。一人旅らしき同世代男子も多い模様。親近感は沸きますが、つるむことはない寂しさもあり。
外宮到着。天気が心配だったのですが、すっかり晴れ渡り、気持ちのいい青空でした。神社の砂利が清すぎて、光が反射して眩しく、サングラスが欲しくなりました。
境内に入ると、所々日陰もあります。
涼しい手水場ではトカゲのようなものが横切って驚きました。爬虫類にこの暑さはきついので、涼みに来たのかも?
外宮の本殿手前の水たまりに、蝶が止まって水を飲んでいました。人が近寄っても逃げません。伊勢神宮の境内、それも本殿前で殺生する人もいないでしょうからね!
諸々神様にお願い。最近は悩み事が多いせいか、願い事を全部言うだけで小銭入れが空になりそうですが、無理やり一つに絞りました。
こちらは遷宮後の本殿跡。前回の参拝ではこちらが本殿で、今の本殿は工事中でした。
御朱印はとてもシンプルです。以前出雲大社を参拝した時に、初めて御朱印をもらうことを覚えたのですが、出雲大社も大概シンプルですが、輪をかけてシンプルですね。
内宮
内宮まではバスで430円、結構距離があります。
伊勢神宮を中心とした観光なら、内宮とその周辺がメインでしょうか。内宮を参拝し、おかげ横丁周辺で食べ歩きします。
まずは内宮へ。
五十鈴川に架かる橋から川を見下ろします。いつ見ても水がきれいで、魚影も見えます。
初めて伊勢神宮に行こうと思ったきっかけは、旅番組で見た伊勢神宮の内宮が、五十鈴川が御手洗場として境内内に流れ、その美しさに惹かれたからでした。私は水路のある風景が好きで、特に自然の川を組み込んだ景色は最高です。境内に川が流れる神社に行ってみたいと思ったのでした。当時はさして神社に興味がなく、日本最高の神社であることなど知ってはいても、特に意識していませんでした。それが今や旅行は神社巡りを中心にしているのですから、不思議なものです…。
さてまずは境内の五十鈴川へ。五十鈴川は御手洗場ですが、普通の御手洗場ももちろんあります。子供達が100円が落ちてる!!と大喜びでした。投げ銭禁止の看板があるのですが、なかなかなくならないようですね。下流で水遊びしたら、小銭が拾えるかも、などと失敬なことをちらりと考えてしまいました。
本殿に向かいます。修学旅行生の大群がぞろぞろ歩いていたので、慌てて早歩きで追い越しました。後からついていったら、本殿で時間を食いそうだったので…。学生はあまり興味を持っていなさそうでした。
参拝。外宮とは違う御願いをしてみました。ちなみに、神様への御願いはシンプルで単刀直入なのが良いとのこと。外宮とは違い、遷宮の後は目立ちませんでした。
参拝を終え、御朱印をもらいに行きます。こちらもシンプル。途中日差しがきついので、水をもらいに休憩所に立ち寄ったのですが、先ほどの修学旅行生の一人と思われる女の子が、日射病にやられたのか苦しそうにしており、付き添いの先生?が水を飲ませていました。大人でもきつい日差しではありますが、こんな経験をしたら、大人になってから神社に行きたいなんて思わないだろうとおもうと、ちょっと悲しいです。
ご神馬。あちこちの神社にご神馬をつなぐ場がありますが、馬がいるところを見たのは初めてです。暑さのためか、ちょっとだるそうでした。
参拝を終え、また五十鈴川を渡ります。光の向きが良いのか、随分と青空が鮮やかに撮れました。帰りの方角から見た五十鈴川。綺麗な流れです。下流で水遊びをしているのが見えましたが、私も童心に帰って泳ぎたくなりました。
おかげ横丁
神社を出て『おかげ横丁』方面へ。『おはらい町』と『おかげ横丁』がくっついているのですが、前回訪問した時には、全部がおかげ横丁だと思っていました。『おかげ横丁』は赤福が運営している最近できた観光地なんですね…。
お昼だったのですが、暑くて食欲もないので赤福で『赤福氷』をいただきます。皆考えることは一緒で、30分待ちでした。 見た目抹茶氷ですが、中に赤福みたいな餅と餡が入っていました。
もう一箇所、へんば餅。『へんば餅』と『さわ餅』をいただいてきました。『さわ餅』はボリュームがあり、へんば餅だけでよかったかも。満腹になってしまい、これ以上食べる気になれず、そろそろ帰路につきます…
帰宅
帰りは疲れていることもあり、待たずにすぐ乗れる特急で名古屋へ向かい、そのまま新幹線へ飛び乗りました。
半日コースでしたが、以外と楽しめました。次に来る時には、月読宮、猿田彦神社などまだ見ていない神社を巡ろうと思います。