人力移動Blog

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夜中のツバメ

夜中にベランダからガタガタ!と人が居るような不信な物音がして、恐る恐る覗いてみたものの、何事もなく、気のせいかとその場を立ち去り際に下を見たら、足元にツバメがうずくまっていました。外は雨で、ツバメもしっとりと濡れているようでした。

先日の真夜中、アパートの廊下で一羽のツバメが表面がツルツルの排気口に止まろうと、何度も挑戦してはツルッと滑って悲しげな鳴き声を出していましたが、そのツバメかもしれません。

なぜ夜目が効かないだろうにわざわざ夜中に飛んできたのかわかりませんが、なんとなくそっとしておいてやりたい気分です。

ツバメの巣

田舎育ちの私ですが、ツバメの巣は大人になって街に出てから初めて見たのでした。なぜ子供の頃見たことがないのかはさっぱりわかりません。田んぼや用水路にはヤゴやホタルがおり、フクロウやキジも庭に出没していたので、自然は十分に豊かです。大人になってから初めてツバメの巣を目にしたときに、『そういえば子供の頃に見たことが無い』と気付いたというだけで、子供の頃に理由を説明されたわけではないので、おそらく永遠に答えはでないでしょう。

たぶん、ツバメが軒先に巣を作り始めたら、大人が取り除いていたのでしょうね。大学の頃、アルバイトでビルの清掃をしたことがありますが、倉庫の入り口付近にツバメが巣を作りました。地域柄ツバメを追い払う風習がないのか、『優しく見守ってあげて』と張り紙があり、そのまま巣立ちまで観察できました。毎日のように見ていると、たしかに巣立ちの頃は感慨深かったのですが、巣の下は一面糞だらけでした。『見守ってあげて』の張り紙の横に、『糞(フン)注意』の張り紙も増えていました。糞の有様を見ると、ツバメを追い払いたい気持ちはよくわかります。とくに田舎ならツバメも珍しくなく、優しく見守る気にはなら無いかもしれません。

もし私の部屋のベランダに、先ほどのツバメが巣を作り始めたら、そのままにしてあげるでしょうか?いや、たぶん追い払うでしょうね。賃貸だし、狭いベランダを糞だらけにされてはたまりません。

ボーナスシーズンですが、ツバメが巣を作れる家を買えるように貯金でもしておきましょうかね!?

バードウォッチングなら

冬に白鳥が見たくて双眼鏡を買いました。いろいろ調べたら、やはり『タンクロー』が入門用としては定番であり、軽くてコンパクトなので登山にも持っていけます。

登山で双眼鏡などあまり役立た無いという人も多いですが、見晴らしのいいところから隣の尾根をみるとカモシカが見つかったり、登山道からちょっと離れた岩場に雷鳥がいたり、肉眼では気付か無い楽しさもあります。一つ持っておいて損はありません。

だいたい8倍くらいの倍率がもっとも汎用性があり、使いやすいと思います。