満開:一目千本桜
先日夜桜見物してきましたが、今回は日中行ってきました。前回同様、一目千本桜です。日中のお花見シーズンに桜の観光名所を巡ったのは、東日本大震災で会社が長期休みになった時以来です。
千桜橋ができたので、気軽に一目千本桜を見下ろす位置に立てることになりました。晴れていたので、蔵王がよく見えました。混んでいたのと、遠回りの白石川対岸から回るコースを取ったため、10時前には出発したのに、千桜橋に到達したのは11:30頃でした。橋は登るまでに行列ができていましたが、意外とすぐに上に登れました。
↑橋の上は白レンズや赤ハチマキの高級レンズを装着したフルサイズカメラだらけで、私の70Dではちょっと肩身がせまい感じでした。
↑列車が来ると、一斉にシャッター音が響きます。
↑桜はやはり晴れた青空が一番です。先日の夜桜も良かったですが、一番自然で、過ごしていて気分のいい、日中の青空の下で見る桜に勝るものはありません。桜がなくても、春先の晴れた日中は散歩していて気分がいいですからね。
近くのご老人の団体さんが、『東北の桜はここもいいけれど、弘前が別格だよね』と言っているのを聞きました。先月亡くなった祖母の納骨がちょうど弘前の桜が見頃の頃です。ついでに見てこようかな。祖母は花見や観光、温泉など全く興味がない人でした。せっかく地元に良いものがあったのにと思います。桜の名所近くに生まれ育ちながら、ほとんど見たことなく人生を終える人もいれば、こうして全国各地回りながら楽しむ人もいます。私は後者の生き方をしたいなぁと思いますが…
↑やはり遠くの山を写すには、早朝の空気が澄んでいる時間帯でないとダメですね。昼頃には霞んできてしまいます。写真は白石川土手まで降りて、高級カメラ群に混じって、三脚を据えて撮りました。
川を眺めていると、カヌーを浮かべて楽しんでいる人がたくさんいました。私は学生時代、野田知佑に憧れて、著作も読み漁り、いつかユーコン川をカヌーで下ってみたいと夢見ていましたが、結局一度もカヌー体験することなく、こうして陸の上から眺めています。
↑メイン会場に近づくと、大きな一眼レフでは写真を撮りにくく、ほとんどiPhoneで撮っていました。
土手にはこの田舎町にこんなに外国人がいただろうか?というくらい、結構様々な国の方々がお花見を楽しんでいました。日本人かと思ったら、甲高い中国語で初めて気づくくらい、お花見に馴染んでいました。
↑怪しげな音楽が聞こえてきたので、見に行ってみると手品師が即興でイベントを開いていました。こういうノリは嫌いじゃありません。
↑あえて混むとわかったところで賑わいを楽しむ人がいる一方で、かしこい楽しみ方をする家族もいます。メイン会場から離れた対岸は、好きな場所にテントを張って、バーベキューまでできます。
↑帰りに大河原に着くと、朝よりさらに混み、券売機待ちの行列ができていました。駅のトイレ、コンビニのトイレまで全て行列です。
おしまい。