人力移動Blog

登山、シンプルライフ、旅行などなど…

頚椎症性神経根症 約5ヶ月目の状況

今日はいつもの整形外科医院に通院。ついでに花粉症の薬も処方してもらいました。整形外科でも花粉症の薬は出してもらえるのですね。

薬と医療費

だいぶ痛みも引いてきたので、今日から1回:リリカカプセルx1、ロキソニンx1、胃薬x1を1日3回になりました。最もひどい時期には1回:ロキソニンx2、リリカカプセルx2、胃薬x1、トラムセットx1が処方されていましたが、1日3回で足りずに4回から5回飲んでしまい、医師に怒られるものの、痛くて自分ではどうしようもありませんでした。体がとても心配だったし、薬代がかさんで大変でした。

ちなみに本格的に痛み出してから約5ヶ月目の現在、支払った医療費は3割負担・薬代込みで、5万円くらいかかっています。その内一回は自分の判断で受けたMRI(約9000円)が含まれるので、医師の言うとおりにしていれば実質かかるのは4万円くらいでしょうか。費用のほとんどが薬代です。トラムセット(1錠70.1円)やリリカカプセル(25mg、1錠75円)など、後発薬がなく高い薬を毎日毎日飲み続けるわけですから、どうしても高くなります。2週間分で4000円位、1ヶ月4週間で8000円、これに医師の診察が1000円位です。これ以外にも、発症当初は痛みの原因がわからなかったので、右往左往して整体を受けたり、全く効かない湿布を買ったり、やたらと高いビタミン剤を買ってみたりと、無駄な費用をかけてしまいました。極端なものとしては痛くて眠れなかった時期に、テレビショッピングでおなじみのトゥルースリーパーを買いました。痛みで炎症が起きると、背中にベットのマットの隙間の部分が当たるだけでビリビリと痛みが走るので、フラットな作りのマットが欲しくて買ったのでした。効果はあったようななかったような、微妙です。今思えばベットのマットをニトリで買い換えた方が良かったと思います。

雑感

9月末頃から頚椎症性神経根症に悩み、ほぼ半年弱を棒に振ったことになります。体が常に痛いと何もやる気になりません。症状のピーク時は、痛みと不安で生きていくのがやっとでした。一人暮らしで頼れるものはいません。実家の母も脳卒中で入院後の病み上がりの状況でした。普段の通院も、通勤も、家事もすべて自分一人でこなします。悩みを聞いてくれる相手もおらず、精神的にも大変でした。いつぞや通院先の病院の医師が言っていましたが、痛みというのは本人しか体験できないので、話を聞く医師も想像するしかなく、患者が上手に伝えられるかどうかで対処も変わってきうるのです。治療している医師も、頚椎症を自分自身で経験していない方の方が多いでしょう。医師ですらそのような状態なのですから、素人である友人や会社の同僚にとっては他人事でしかなく、同情や心配してくれるかどうかは、本人の日頃の行い次第です。痛みで仕事も身が入らず、忙しい時期には同僚から白い目で見られていたかもしれません。失業する夢をみた夜もありました。私はデスクワークなのでなんとか乗り切れたようですが、現場仕事(職人さんや運送業など)だと、失業も現実的な問題でしょう。実際にそのような方もいると聞きます。

まだやれる!

症状が軽くなり、薬を変えてもらった記念というわけでもありませんが、先ほどゆっくりとジョギングしてきました。半年弱ぶりの運動ですが、ペースは落ちたものの、ちゃんと走れて、勇気付けられました。まだやれる、完治はあと一息だという自信が湧いてきます。

半年弱ほとんど運動できなかった上に、1日中続く痛みから気をそらせるために甘いものを食べ続けたため、体重が大幅に増加していました。薬(リリカカプセル)の副作用に体重増加というのもありましたが、実質運動不足と食べ過ぎが原因でしょう。夏山シーズンまでに減量したいです。