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人力移動Blog

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ワイヤレス サラウンド・ヘッドホン

Life 買い物

ワイヤレス・ヘッドホンを買ったのですが、ちょっと失敗というか、買ってみて初めてわかることが幾つかありましたのでご紹介。

ワイヤレスのヘッドホンを買った

テレビを買って最初に悩んだのが音量のこと。アパート住まいなので大音量で楽しみたければヘッドホンを買うしかありません。

これまでMacbook proの小さな画面で映画を楽しんでいたのですが、画面が目の前ということもあり、イヤホンで凌いでいました。映画を見るなら座ったまま動かない(前もってツマミや飲み物を用意!)ので問題なかったのですが、大画面でしかも『ながら観』のTVでは部屋を歩き回ったり、ベットに腰掛けたりと可動範囲が大きくなるので有線のイヤホンやヘッドホンでは不便です。必然的にワイヤレスヘッドホンを買うことにしました。

どのヘッドホンにするか?

まずどんなヘッドホンにするのか。私が購入前に想定した条件です。

  • TVで使える
  • ワイヤレスである
  • 音質はそこそこで良い
  • 価格が高すぎない

以外と選択肢が絞られてしまうのが、TVで使えるという点です。この時点で Bluetoothのヘッドホンやイヤホンは大部分が選択肢から漏れてしまいます。Bluetoothは仕様上遅延があり、TV画面と再生音に時差が生じてしまうため、国産メーカーのTVはBluetoothに対応していても音声出力は使えず、マウスやキーボード用などを想定しているようです。

Bluetooth以外ではゲーム用のヘッドセットで良さげなものがあったのですが、ゲーム機やパソコンでの使用が前提で、TVで使うには色々と制約が多いことがわかりました。よって、一般的な2.4GHz帯や5GHz帯を使う、オーディオ用のワイヤレスヘッドホンを買うことになります。

これらのヘッドホンは安価な音が鳴るだけのヘッドホンと、サラウンドに対応したヘッドホンに大別されますが、今回はTVで映画も観たいので、サラウンド付きにしました。

パナソニック RP-WF7-K

サラウンド ヘッドホンで検索すると、最初に出てきた製品がパナソニック RP-WF7-Kです。約1.3万円。

仕様・特徴

項目 内容
サラウンド 7.1ch
対応フォーマット ドルビーデジタル、DTS、AAC
無線方式 2.4GHz
入力 光デジタル入力(角型)×2系統、アナログ端子x1
特記事項 乾電池対応

感想

値段が1.3万円程度とお手頃で、比較的評価も高かったので買ってみましたが、これは私の環境では使い物になりませんでした。

音はそれなりですが、ワイヤレスであることを考えれば十分許容範囲です。かけごこちも悪くなく、ボジションは選びますがメガネをかけていてもなんとかなります。最初に使ってみた感想は悪くありませんでした。しかも乾電池対応で、付属のニッケル水素電池の他にエネループも使えて、長く使うなら安心感が高いです。

ところが、肝心のワイヤレス性能がダメでした。ノイズと切断が発生します。

2.4GHz帯のためか、ノイズを拾いやすく、狭いアパートの一室でも問題ないところと、バリバリと騒音が発生して切れてしまう場所があり、非常にシビアです。私の環境ではテレビの前に座って見るときは問題ないのですが、長い映画を見るときなど、ゆったりベットに寝転んで観ようとするとノイズの嵐と切断が発生します。おそらくベット下に無線LANルーターを置いているからだと思いますが、他に置く場所もなくどうにもなりません……

私のようにアパート住まいで室内(アパートの両隣・上下含むかも)に無線LANルーターなどのノイズ源が無いならいい買い物だったのかもしれません。

結局わずか二日で使用を諦め、別なヘッドホンを買いました。

ソニー MDR-HW700DS

MDR-HW700DSはワイヤレス・サラウンド・ヘッドホンとしては代表的な製品で、検索ではRP-WF7-Kと同レベルのランクで表示されます。Amazonなどの評価ではこれを買っておけば問題ないというような位置付けです。最初からこっちにしておけばよかったとも思いますが、値段が実売3万円前後とRP-WF7-Kの倍以上で、どちらも日本の有名企業の製品なら、安い方を選択してしまうのもしょうがないところです。

仕様・特徴

どの項目も概ねRP-WF7-Kより上回っており、高いだけあります。対応フォーマットなど、天と地ほどの差です。

項目 内容
サラウンド 9.1ch
対応フォーマット Dolby TrueHD、DTS、MPEG-2 AAC、Linear PCM 2ch/5.1ch/7.1ch、Dolby Digital Plus、Dolby Digital、DTS-HD Master Audio、DTS-HD High Resolution Audio、DTS Express、DTS Digital Surround、DTS-ES、DTS 96/24
無線方式 2.4GHz、5GHz
入力 HDMI入力 x3、光デジタル入力(角型) x1、アナログ入力(ピンジャック右/左)x1
特記事項 リチウムイオンバッテリー、ブラビアなどと装置の連動ができる

感想

概ね満足ですが、せっかくなのでRP-WF7-Kと比較しながら書いてみましょう。

ワイヤレス特性

こちらは5Gz帯にも対応しているためか、ノイズや切断は全くなく、安定した動作です。

つけ心地

イヤーパッドはフニャっとした質感で、メガネをかけた状態ではRP-WF7-Kに比べて圧迫感がなく、つけ心地はいいです。

音楽やTVの再生では意外なことにRP-WF7-Kにくらべてすごくいいということもなく、ワイヤレスならこんなもの、といったレベルです。したがって、現状RP-WF7-Kに満足しているなら音を理由に買い換える必要は感じません。ただしMDR-HW700DSはノイズが無く、分解能も映画などで背景の環境音などが聞き分けられるので、性能上では明らかにMDR-HW700DSの方に軍配が上がります。

質感

質感はどちらも外観はほぼプラスチック製にもかかわらず、MDR-HW700DSの方が高級感があります。これはシボ加工の差です。MDR-HW700DSは革風のシボ加工が施されており、つや消しです。RP-WF7-Kはシボ加工が無く、ツルツルの表面でやすっぽい印象です。

利便性

利便性では値段差以上の差がありました。私のTVがブラビア(KDL-55W920A)ユーザーだということもあるでしょうが、正直買ってみてびっくりの差です。

MDR-HW700DSはHDMI入力でブラビアに接続していると、電源を連動させることができます。特にテレビのスピーカーとヘッドホンを切り替えるのがシームレスにできるのがとても便利でした。RP-WF7-Kはテレビのリモコンでスピーカーと外部再生を毎回切り替える必要がありますが、MDR-HW700DSはヘッドホンの電源をOFFにするとTVのスピーカーに切り替わります。

また、ブラビアならアプリキャストでヘッドホンの設定をいじることができ、これも便利です。

ブラビア以外でも、ヘッドホンのメニューボタンを長押しすると設定ができます。ただ映像が途切れて、無機質な設定画面なので、ブラビアユーザーならあまりメリットを感じないでしょう。とはいえソファに寄りかかって動かずに設定できるのは、RP-WF7-Kには無い格が違う大きな利便性です。

その他の違い

レシーバーはどちらも薄くて小さいです。MDR-HW700DSはHDMIに対応している分、幅はあります。MDR-HW700DSが普通のACアダプタ、RP-WF7-KはなぜかUSBケーブル経由の電源(USBケーブルとUSB充電器)という違いがあります。

まとめ

ブラビアユーザーならMDR-HW700DSの利便性は圧倒的なので、最初から他の選択肢は見なくて良いと思いました。それ以外のTVのユーザーでも、室内にノイズ源の心配があるなら最初からMDR-HW700DSを買ったほうが良いと思います。

余ったRP-WF7-Kですが、ヤフオクに流すかと思ったのですが、 マックのイヤホンジャックが光出力に対応していることを思い出し、Mac用にしました。机に向かっている状態ではノイズが乗らないポジションだし、イヤホンに比べてワイヤレスで自由度もあるのでメリットがあります。

余計なお金を使いましたが、ワイヤレスヘッドホンを探している方のお役に立てば幸いです……

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