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光害と遮光カーテン

光害に悩む

今年の春頃自宅アパートの向かいに一戸建てが建ちました。たまに工事の音がうるさい以外は特に気にはしていなかったのですが、夏頃売れたようで入居が完了してから、どうにも夜中に眩しくて目が覚めることが多くなりました。カーテンを閉め切っても部屋が明るく、電灯を付けなくても部屋を歩き回れるような状態です。

原因は向かいに立ったその一戸建てでした。お向いさんの私の部屋と向かい合う窓が、遮光性がほぼないようなカーテンで、夜通し明かりが煌々と付いているのでした。

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私のアパートが南向きで、向かい合う一戸建ては北向きの窓なので、お向かいさんの部屋は遮光性がいらないというか、むしろ光がほしいくらいでしょうから、薄っぺらい白いカーテンなのだと思います。そのカーテンで何故か夜中から早朝にかけて煌々と明かりを灯しているので、私の部屋が常に照らされてしまうのです。

カーテンに悩む

私の部屋のカーテンはニトリで買った、遮光性が2級程度のカーテンなのですが、これまでは眩しさに悩むことはありませんでした。このお向かいさんが入居してから光害に悩むようになったのですが、どうやら問題はカーテンより、カーテンの上下左右の隙間から漏れてくる光が、白い壁紙に反射して部屋中明るくなってしまうことです。これではカーテンを遮光一級に変えてもダメでしょう。

カーテンボックスという選択肢

色々悩んだ結果、後付のカーテンボックスがあることがわかりました。カーテンボックスるとはホテルの窓のように、カーテンの上を覆うカバーです。これを取り付けると、カーテンの上を覆い、脇も少々ガードできるようなので、購入してみました。ちなみに既存のカーテンレールを覆う仕組みなので、工事不要で賃貸でも取り付けられそうだという点がウリのようです。

商品構成はびっくりするほど単純、そして安っぽい

届いたものは長さ2mと巨大な割には軽いものでした。プラスチックの部品が5つ、あとはねじ類の金具が少々、そして問題の金ノコです。

加工は結構面倒

幅2mの規格品のため、それより短い場合、付属の金ノコで切り落とす必要があります。工作が苦手な方には結構キツいでしょう。コツは長さをきっちり測り、油性ペンで線を引いておくこと。切り落とした箇所はカバーに隠れるため、線を引いても大丈夫ですし、切断面が多少荒くても問題ありません。

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のこぎりの歯を先にそって軽く動かし、溝ができたらあとは一気に切り込んでしまえば概ね問題なく切れるでしょう。

結局木ねじで壁に穴を開ける必要あり(回避可能)

賃貸でもOKという文句を信じて買ったのですが、カバーはプラの薄い板で、しかも長さがあるのでたるみます。このままでは光が漏れて機能しません。そこで真ん中を支える金具が必要なのですが、壁に木ねじで固定する必要があります。

賃貸なのでそんなことは出来ないため(位置的にばれない可能性もありますが)、私はちょっと工夫して、既存のカーテンレールの上にダンボールを載せて、それを支えにすることにしました。これで十分、たるみを抑えることが出来ます。金具は不要になりました。

効果

せっかくなのでニトリで遮光一級のカーテン(色はブラウン)も買って、効果を確かめてみました。

カーテンの下、左右脇は完全には光を抑えられないのですが、上から漏れる光は完全にシャットアウトできます。夜の光害は上から漏れる光が天井に反射するのが一番ひどかったので、目的達成です!

更に今回カーテンをベージュからブラウンに変えたため、色の効果もあって部屋全体が落ち着いた印象になりました。

まとめ

騒音と違って光の場合、中々苦情も言えないでしょう。そんな時は模様替えだと思ってカーテンを変えて自衛するのもひとつの手です。見知らぬ他人に苛ついてもしょうがありません。

とはいえ、やはり深夜3時とかから煌々と光を灯して当てられるのは、腹はたちましたがね…。