ヤブ蚊に追われながらホタルとポケモンGOの関係について考える
天気が悪かったり、良くても用事が入ったり…なかなか山に行けません。
先週末も歯の詰め物が取れ、山行きをキャンセルして慌てて歯科に駆け込みました。そんなわけで中途半端に時間が明いたので、自転車で普段行かないところを中心に回ってみました。
ダホン ボードウォークは良い自転車です。折りたたみの割にはしっかりした作りで、ママチャリよりは軽快に走れるし、折りたたみの方も素早く折りたためるし、買って良かったと思います。今のところ雨が降らない限り毎日乗っています。
さてそんな自転車での外出というか散歩のような物ですが、小さな町でも、車生活だと知らない場所が沢山あります。徒歩では行動半径に限界があるし、自転車で走って初めて知る場所があるものです。『昆虫公園』もそんな一つでした。
昆虫公園
今年は初めて陸生のホタル『ヒメボタル』撮影にチャレンジしたり、カブトムシを久しぶりに捕まえたりしましたが、なんと自転車ですぐ行けるところに『昆虫公園』なる場所があったのでした。
目立つ看板は出ておらず、生活道路の奥にあるので、これまで気付かなかったのでした。地元生まれの知人に聞いてみたら『そんなの知らないよ』とのこと。ご近所さんしか知らない場所なのかもしれません。
住宅地の奥にある田んぼのあぜ道を抜け、里山沿いの砂利道を進むとそこが『昆虫公園』です。昆虫と名付けているだけあり、飛んでいるトンボはすべてシオカラトンボでした。歩いて30秒の住宅街では一匹も見かけないシオカラトンボが公園の周りだけ沢山飛んでいます。
公園に自転車を止め、周りを見渡すと、里山に囲まれ、道路の照明を遮ってくれそうで、小川も流れているので、ヒメボタルも撮影できるかもしれません。
とはいえ、『不法投棄禁止』の看板がいくつも立っていて、公園のテーブルにはコンビニ弁当の空が放置してあり、あまり愛されている公園では無さそうです。
公園の奥は鳥居が立っていて、その鳥居の先の道は里山の山頂方面にある神社の参道です。せっかくなのでお参りしてみることにしました。
鳥居をくぐってすぐ、耳元で蚊の羽音がワンワン響きはじめます。歩いていると、自分の体の周りに蚊柱が出来るのがわかります。腕には黒っぽくて縞々の大きなヤブ蚊が既に留まって血を吸っており、慌てて走りながら神社を目指します。
なんとか上までたどり着きましたが、神社についても蚊がいなくなるわけではありません。神社は無人の小さな社で、一応社務所もありましたが、すぐ脇に農機具のような物が色々とぞんざいに置いてあったりして、あまり神聖さを感じませんでした。なによりも蚊に刺されまくって、あまりにもひどいので神社に着いたというのに、お参りすることも無く、早々に退散です。
腕を振り回しながらヤブ蚊を追い払い、変な声を出しつつ走って、ようやく自転車までたどり着きましたが、9月を回って蚊も吸血のラストスパートなのか、中々私を開放してくれず、自転車をこぎ出してもしばらく蚊柱がまとわりついてくる有様でした。
ポケスポットとホタル撮影の危機!?
あとで知りましたが昆虫公園と神社がポケモンGOのポケスポットやジムになっていたようで、おそらく放置していた弁道の空き箱などは、ポケモンGo目当ての連中が残した物でしょう(どうやって蚊を追い払っているのか気になりますが)。
昆虫公園はヒメボタル撮影に良いと思いましたが、夜中にカメラを抱えて公園に行っても、ポケモンGO目当ての若者の集団に遭遇することを考えるとやっかいです(若者も夜中に明かりもつけずにカメラを構えるおっさん似合いたくないでしょうが)。
よくよく考えると、多くの神社や公園がポケストップやジムになっているので、いくつか知っているホタル撮影スポットも重なります。ホタル撮影中にヘッドライト全開の車で乗り付けられるとやっかいですよね。
自分もポケモンGoをそれなりにやったので人のことを言えませんが、来年のホタルシーズンにはポケモンGoが飽きられていることを願ったりして…。
Bose Quiet Comfort 35 レビュー
どうにも忙しくて山に行けず、写真も撮らず…。一応自転車は毎日乗っていますが、貴重な休日を浪費してしまっており、どこかで気合いを入れ直さないと…。
そんなわけで(?)、気分転換に買い物です。こういった買い物の仕方は良くない行動ではありますが、今回は現金は使っていないので、良しとします。
ANAのマイル残高を見ていたら『期限切れ間近のマイル』が結構あり、どうせ旅行に行く日程も取れず、使い切れずに消えてしまうなら有効活用したいということで、ANAのショッピングサイト『A-Style』でマイルをショッピングポイントに交換して『Bose Quiet Comfort 35』を購入しました。
マイル換算率は1マイル1円で、39,960円=39960ポイントです。Boseは安売りもしていないので、ポイント類の有効活用には良いですね。
Bose Quiet Comfortシリーズ
Bose Quiet Comfortシリーズは、いわゆるノイズキャンセリングヘッドホンで、周囲の騒音をかき消してくれる機能を持っています。ANAで取り扱っているのも、航空機のエンジン音などを消すことから飛行機移動が多い人に需要があるためです。国際線の機内販売で買うと、税引きでもうちょっとお得になるとか…?
Bose Quiet Comfortシリーズの購入は以前隣室の騒音に悩んでいたときに真剣に検討していたのですが、当時モデルチェンジが近かったことと、値が張ることもあり購入に踏み切れずにいたのでした。今回購入したBose Quiet Comfort 35は今年でたばかりの新製品です。
Bose Quiet Comfort 35レビュー
質感
パッケージはコンパクトで、ヘッドホンが入っているようには見えませんでした。
昔のBOSE製品で感じた安っぽさは無く、イヤーカップも付け心地良好です。結構しっかりした作りのハードケースが付いてくるので、旅行に持っていくときにも安心です。飛行機用のデュアルタイププラグ付きです。
接続
前機種にくらべて良くなったのは、Bluetooth接続になったことと、2台同時接続が可能になったこと。設定自体は8台まで可能で、切り替えも出来ます。
従来モデル有線で、リモコン部の制約からiPhone用、Android用など分かれていたのが、一つにまとまりました。これにより、自宅で使うときなどにMacとiPhoneで同時接続が出来るので重宝します。
ペアリング時に、iPhone(またはAndoroid)はアプリをダウンロードして簡単に接続ができます。音声ガイドで何と繋がっているかなど教えてくれるのですが、アプリで日本語などに言語を切り替えられます。
Macへの接続は特にアプリのダウンロードなどは関係なく、OSのBluetooth設定機能で接続します。接続自体は10秒かからずスムーズだったのですが、動画再生で一部問題が…。iTunesの音楽再生や、ブラウザでの動画再生はキチンと音が聞こえてきたのですが、MP4ムービーなどをVLCなどで再生すると、ヘッドホンから音声が聞こえず、困りました。結局普段使わないQuickTimeプレイヤーで一旦再生してあげると、他のプレイヤーでも音が出るようになりました。この辺の原因はよくわかりません。
ちなみに複数接続時に接続先の一つが切れると、○○に接続しています…。というアナウンスが少々うるさく感じたりしますが、この辺はiPhone(またはAndroid)のアプリでOFFにできます。
接続の安定性
ワイヤレスのヘッドホンで気になるのは、接続の安定性です。
アパートや一人暮らし向けマンションレベルの広さだと、自室は全く問題なし、隣の部屋だと場所によってノイズが入ったり切れたりといったところです。
ヘッドホンをつけたまま、自室から廊下を渡ったところにあるトイレでは、ドアを閉めるとブツブツノイズが入ります。MacとiPhone両方につないでいる場合、Macで音楽を聴きながら、iPhoneを操作するとたまにノイズが入ることがありましたが、まぁ、概ね実用レベルです。
操作性のテスト
イヤーカップの右側にボタンが集中配置してあります。音楽再生時に送る・戻すなども可能(Mac・iPhoneともに)です。試していませんが、マイク付きなので、iPhoneの電話に出ることも可能らしいです。
シンプルで一箇所にまとまっているので、慣れれば使いやすい配置だと思います。
装着感のテスト
手作業での事前の調整など必要なく、『かけるだけ』でぴったりと収まります。私は頭がデカいのですが、つけていて違和感や痛みも感じず、装着感には満足です。
重さも軽いので、数時間かけっぱなしでも気になりませんでした。
ノイズキャンセリング機能のテスト
まずは室内から。
掛けてみて最初に驚いたのはノイズキャンセリングの効果です。私はノイズキャンセリングヘッドホンは初体験だったのですが、室内の騒音がスッと消えて無くなりました。
- エアコンの作動音: 完全に消えます。
- 台所の大型換気扇: 無音まで行きませんが、かなり軽減されます。
- 風呂場やトイレの換気扇:完全に消えます。
- 冷蔵庫のコンプレッサー音:完全に消えます。
- PCのファン:完全に消えます。
連続した騒音には効果大ですね。洗い物をしたときの衝突音などは全く効きません。水道の水の流れる音なども消えませんでした。延々と続き、人に不快感を与える音源に絞っているのでしょうね。
音楽を聴かなくても、ノイズキャンセリングだけ利用すれば、勉強など集中したいときには良いとおもいました。ちなみに、ノイズキャンセリングだけを使っている状態で、心配していた“サーっ”というようなノイズ音などは生じず、無音でした。
人の話し声などは軽減されますが、無音にはなりません。信号待ちで近くで騒いでいた酔っぱらいの声はしっかり聞こえていました。安全上、人の話し声はシャットアウトできないそうですし、話し声をシャットアウトしたい場合は耳栓を使うしか無いのでしょうね。
屋外でも試してみました。
近所をぶらついてみて、テストしてみました。
すぐ脇を走り抜ける車の走行音、エンジン音などほとんど消えます。静かではありますが、注意が必要です。
自転車を使う場合には、車の音や自転車のロードノイズは消えるのですが、本体に当たる風の音がとてもうるさいので、ノイズキャンセリングの効果がかき消されてしまいます。ノイズが消える分、風の音が引き立つというか、風の音がマイクで増幅される?というか…。とにかくうるさいです。自転車利用者でノイズキャンセリングの効果が必要なら、イヤホンタイプにした方が良いでしょう。
※ ちなみに、こちらのイヤホンタイプも今月新モデル(QC30)が発売予定です。
自転車に限れば、ノイズキャンセリングは自動車の接近に気がつきにくい難点もあるし、汗で故障する心配もあるので、ノイズキャンセリング無しの以下のようなスポーツ用イヤホンの方が良い気もします。
総合評価
とても使い勝手の良いワイヤレス ノイズキャンセリングヘッドホンです。
自宅で作業に集中したいときにはとても良いです。とくに自宅のエアコンや、ご近所の騒音(エコキュートやらポンプ類やら)に悩んでいるなら、一考の価値あり!です。
白神山地のブナの森: アウトドアは自己責任
青森の実家に帰省した折りに、久しぶりに『暗門の滝』へ行ってみました。 暗門の滝は白神山地の青森県側、西目屋村にあり、津軽平野を流れる岩木川の支流の一つです。
古くは『幻の滝』と言われ、経験を積んだ登山家が沢登りで目指したり、現地を知り尽くしたマタギでなくては到達できないような秘境でした。年々歩道が整備され、私が子供の頃にはの遠足で出かけられるレベルとなり、さらに近年はスニーカーの観光客が到達できる状況した。
滝は三段あり、上の方まで岩を登って行くことが出来ます。写真は2005年頃のもの。最近見に行っていないので、気軽に写真でも撮りに行ってみようと出かけたのですが、思いもよらぬ結果となりました…。
白神山地のブナの森
ブナの森はやはり緑が濃い時期が好きです。もちろん紅葉の時期も良いのですが、なんといっても緑が美しい。
木の葉越しに空を見上げます。平地はうだるような暑さですが、森の中はひんやり涼しく、太陽の光も優しい感じ。
歩いているだけで体が浄化されるようでした。
水場。冷たくて美味しい白神の美味しい水が飲み放題です。歩いた後汗をかいた体に染み渡ります。
水場付近の沢が綺麗だったので、スローシャッターで撮影してみました。
メインの滝は立ち入り禁止!
さて、これから滝に向かおう、と思ったら、なんと一般観光客は立ち入り禁止でした。そういえば入り口に看板が立っていましたが、よく読んでいなかったため、登ってから気付いたのでした。
そういえば、森の中にあった案内看板でも『滝』の部分がテープを貼って隠しており、不思議に思っていたのですが、そもそも立ち入り禁止だったのですね。
立ち入り禁止とは言え、『一般観光客』限定の制限で、装備と経験のある上級者は行っても良いらしい。
普通に掛かっていた橋も簡単に侵入できないように、橋桁と枠だけ残してわたれないようにしている徹底ぶり。それでも行く人は自己責任でいってくださいと言うスタンスです。
私は登山装備で現地に行ったので、行こうと思えば行けましたが、現地到着が昼過ぎだったので、結局先に進むのは自粛してしまいました。
地元の人に聞いたところ、ちょっと前に落石で観光客が怪我をし訴訟となり、その後2度目の落石事故も発生、結果として一般観光客立ち入り禁止となってしまったとのこと。
悔し紛れに川の真ん中に三脚を立てて撮影してみました。岩木川支流、暗門川。
昔は自己責任当たり前の場所
私が子供の頃の暗門の滝はあまり観光地化されておらず、河原にテントを張ってキャンプしたり、川で箱眼鏡とヤス(銛)でカジカを捕ったり、毎年行くのが楽しみな場所でした。来るのは地元民か山好き・釣り好きの人くらい。暗門の滝も物好きが行くような場所で、川を渡る箇所があったり、足を滑らせたら死ぬような箇所があっても、柵もありませんし、落石注意の看板すらありませんでした。
最近は白神山地が世界遺産となり、ビジターセンターまで出来て、観光客が気軽に入り口まで到達するようになってしまい、サンダル履きの人がウロウロしていたりして、いつ事故が起きてもおかしくない状況だったようです。
実際、立ち入り禁止で橋が封鎖されている箇所に、100kg以上あるであろう外国人の団体がサンダル履きでいたのを目撃し、もし立ち入り制限がなければ、この人たちが上まで行ってしまって事故を起こし、訴訟になるであろうことを考えると、『閉鎖やむなし』と納得してしまいました。
村としては滝までの道は貴重な観光資源。正直暗門の滝がメインのビジターセンターですが、滝に行けないとなると存在価値も危ぶまれます。お客さんに来てもらうため、アクセスをよくしたり、整備したりすることはビジネスでは自然な流れなのですが、自然を舐めきった観光客も来てしまう。そんなお客さんも相手にするとなると、相当整備費用が掛かるでしょうし、『自然』を観光資源にするのは色々難しいのですね。
折り畳み自転車購入:ダホン ボードウォーク D7
今年の夏休みは雲ノ平で頭がいっぱいだったのですが、残念ながら天気の巡り合わせが悪く、断念しました。写真もろくに撮れず、予備バッテリーももてあましています。
前半は帰省・お墓参り、後半丸まる1週間の休みで雲ノ平を予定していたのですが、天気の良かったのは前半のみで、後半は台風などで天気が期待できないので中止となりました。
そんなわけで、雲ノ平行きの予算が浮いたので、前々から買おうと思っていた折り畳み自転車を購入しました。Dahon Boardwalk D7 2016 インターナショナルモデルです。
以前ブロンプトンを所有していたこともあったのですが、メンテや値段の高さで活用しきれず手放したのでした。ダホンなら気にせず乗りつぶせるはず…ということで、久しぶりの自転車生活です。
Dahon Boardwalk D7には2種類流通している
ご存じ無い方もいると思うので、一応触れておきます。Dahonの自転車は元々日本の総代理店だったアキボウのモデルと、ダホン本体が販売するインターナショナルモデルがあります。アキボウのモデルの方がハンドルやシートが少し贅沢です。私は好きな色がインターナショナルモデルにしか無かったので、インターナショナルモデルを選択しました。
- インターナショナルモデル
- アキボウのモデル
Dahon Boardwalk D7:ブロンプトンと比べて
値段も違うので、ブロンプトンとボードウォークを比較する方はほとんどいないと思うのですが、一応比較をしてみたいと思います。
ちなみにお勧めはどちらかというと、乗りつぶすなら『ボードウォーク』がお勧めです。都会の高級マンションとオフィス(自転車をオフィス内まで持ち込めるような環境)を行き来するような生活ならブロンプトンも良いかもしれません。
ちなみに私は車に積んでおき、旅先の足にすることがメインで、たまに天気の良いときに自転車通勤することを考えています。会社では屋外の自転車置き場なので、高級自転車を置いておくには適していません。
折りたたみ性能
折りたたみの手間はほぼブロンプトンとボードウォークは同等レベルです。コンパクトさも同等。ブロンプトンは荷台に着いたローラーで転がせたりするので、トータルではブロンプトンのほうが折り畳み性能は上でしょうが、折りたたんで車に積んでおく分にはどちらも大差ないです。
全体の作り・工作精度
圧倒的にブロンプトンが上です。ブロンプトンは細かいところまで作りが丁寧ですし、空気入れも着いていたりして、至れり尽くせりです。ダホンはやはり細かいところで作りが雑です。
とはいえ、ボードウォークも全般には値段なりの品質は保っており、不満はありません。むしろ傷つくのを恐れて使い倒せなかったブロンプトンより、気楽に乗れて楽しめます。
通販で自転車を購入すると言うこと(リスク)
※ 以下は品質がどうのと言うより、通販で買った場合のリスクとしてご覧ください。
今回アマゾンの通販で買ったのですが、ブレーキが初期状態でバランスが悪く、常時接触して走行時に抵抗を感じたので、自分で調整しました。
http://www.technical-inc.net/user_data/vbrake.php
この辺は店頭で買えば自転車屋さんが調整して引き渡してくれるのでしょう。値段に大差が無いなら実店舗で買った方が良いでしょうね。ブロンプトンを買ったときには、店で引き渡し前に最終チェックもしてくれましたし、買った後に1ヶ月点検のようなサービスもありました。
通販のリスク例:いきなりペダル交換
ペダルが初期不良で、右側だけ踏み込むとペキペキ音がする現象がありました。音が1回転毎であまりにうるさく、メーカーに問い合わせても時間が掛かるだろうと思い、通販で三ヶ島製作所のFD-7を買っておいたのですが、FD-7が届く前にメーカーから代替品のペダルが届いてしまいました。
ちなみに販売元に問い合わせたら代替品もすぐに届いたし、電話口での対応も良かったです。
- 元のペダル 219g(1個)
- メーカーが送ってくれた代替品256g(1個)
- 三ヶ島製作所 FD-7 244g(1個)
- 折りたたんだところ
上から純正、代替品、FD-7です。
折りたたむと、FD-7が少し出っ張りが大きいのですが、私としては許容範囲です。
送ってくれた代替品はダホン純正ですが、元のペダルよりしっかりした作りです。ただし重さもそれなりで、ちょっと重いです。FD-7はさすがに金属製で高級感もあり、回転もスムーズです。重さは代替品より少し軽い程度。
ちなみに、送ってもらった代替品は以下とほぼ同じ物だと思われます(滑り止めの色が少し違う?)。
ペキペキ音はペダル交換をしたら、代替品でもFD-7でも無くなりました。
- FD-7を取り付けたところ
心なしか、かっこよくなった!(気がします)
自転車を買って良かったこと:ポケモンGOが捗る
まだ旅先に持って行っていないので、ポケモンGOでのメリットなど。
最寄りのポケストップ消失でしばらくやっていなかったポケモンGOですが、自転車を手に入れ、運動がてらポケストップを回れるようになったので、また存分に遊べるようになりました。ちなみに自転車で走ると移動速度が速すぎて、タマゴが孵らないのですが、徐行していれば大丈夫らしいです。実際、サイクルコンピュータを取り付けて、効率的にタマゴを孵している方もいるようで…。
その他一緒に買ったもの
ブロンプトンを手放したときに、自転車用品も処分してしまったので、また買い直しです。今回はコスト重視で、実用的な物に絞りました。
- ディスプレイスタンド
飾ると言うより、メンテ用です。オイルやらチェーンの洗浄やらで使います。あるのと無いのとでは大違いです。
- 空気入れ
フロアポンプというやつですね。ボードウォーク(インターナショナルモデル)は仏式バルブでした。アマゾンで自転車を買うと、初期状態では空気がほとんど入っていないので、空気を入れる必要があります。圧力計付きで値段とアマゾンの評価で決めました。
- チェーンソルブ
以前はチェーンを綺麗に保つため、ドライタイプを愛用していましたが、いまは実用重視でウェットタイプしか使いません。定番のAZのロードレース用を選択。
- ペダル:三ヶ島製作所 FD-7
上に書いたとおりペダルを買いました。買ったきっかけは純正ペダルの初期不良ですが、不良が無くても買い換えた方いいと思いました。ペダリングがスムーズで、こんなに乗り心地が変わるとは思いませんでした。
雨はうっとうしい…
そんなわけで、乗ったりメンテしたりで自転車を楽しんでいたのですが、連休後半も雨が多く、自転車も十分に楽しめず、結局憂鬱な日々が続くのでした。
カメラの予備バッテリー
ポケモンGOリリース以来、バッテリー関連株が上がったりしていました。まもなく市販される富士フイルム X-T2もUSB充電に対応していて、モバイルバッテリーが使用できるようです。以前ソニーRX100を使っていたとき、専用充電器がいらないUSB充電機能は旅先でも使えて重宝していました。車で移動中、スマホと一緒に充電できるのは便利ですよね。
残念ながらX-T1はUSB充電に対応していません。ミラーレスの弱点はバッテリーが持たないこと。そして純正バッテリーは高い…。というわけで、これまで二個のバッテリーで回していたのですが、やはり充電器を持って行けない山行では予備バッテリーがもっと必要です。
そんなわけで、互換品のバッテリーを買ってみました。ロワジャパン製のバッテリーで、2個セットで1980円です。純正なら一個5500円くらいで、半額以下でおさまる互換品は魅力的です。ちなみにAmazonのマーケットプレイスで割引で売っている『純正バッテリー』は概ね偽物だとおもって間違いないはず。安売り品の偽物を買うくらいなら、最初から『互換品』を安く買った方が良いでしょう。
一応、本体付属と予備で合計2個の純正バッテリーを持っているのですが、そのうちX-T2に買い換えたら、純正バッテリーもNP-W126Sとモデルチェンジすることになります。NP-W126Sはいまのところ7000円以上するし、こんなタイミングで今更純正バッテリーを買い足す気にはなれませんでした。
雲ノ平で3泊4日過ごしても、とりあえず6個のバッテリーがあればなんとかなるでしょう。ロワジャパンの互換バッテリーは一応、互換品の中では定評もあるし、純正よりも安いので、私のように旅行でひたすら『数が欲しい』場合にはお勧めできるかと。
ちなみに、純正充電器で充電でき、1個使用した限りでは使用時間(シャッター数)も純正と大差ありませんでした。もうちょっと使ってみて、改めてレビューしたいと思います。
…それにしても、NP-W126とNP-W126Sを仕様で見ると、要領も一緒で差がよくわかりませんね…。
仙台七夕
今日は待望の『夏休み山行』用に登山靴を新調するため、仙台まで繰り出しました。
やはり地元出身ではなく、しかも独身ともなれば世間に疎く、実際に仙台に着くまで仙台七夕をやっていることすら現地で知る始末…。
仙台駅では案内ブースにはボランティアが常駐し、ゴミ拾いなど清掃活動もしていて、なにやら今年はずいぶんと気合いが入っている様子でした。
靴を買ったら荷物になるので、店には直行せず、商店街の七夕飾りを先に見て回ることにしました。
商店街はお客で密集し、吹き流しがちょうど頭の高さまで垂れ下がっているので、余計に人口密度の大きさを感じます。
商店街でもちょっとした出店がでていたりして、いつもと違う待ちの印象は新鮮でした。
とはいえ…私にとって、夏の祭りと言えば『弘前ねぷたまつり』です。ヤーヤドーのかけ声で町内を練り歩き、太鼓の音に飼い犬は怯え、ネコは行方不明になる、あの勇壮な祭りを経験していると、仙台七夕は何を楽しみにすればよいのか、正直わかりません。実際行ってみても、混んでいるだけで、今回のように第一目標が買い物だと、むしろ邪魔でもあります。
駅で青森ねぷた・弘前ねぷたのポスターを見かけ、最終日が今日8月7日であることに気付き、『また今年も見られなかった…』とがっかりするのでした。ねぷたは8月初旬、ことしは8月1日〜7日まで。私が帰省するのはお盆前後の夏休みなので、社会人になってから一度も見ていないのです。むしろ私の同僚から『見に行ってきた』と聞かされたりして、悔しい思いをしたことも。宮城からなら青森に行くのは『旅行』ですが、私は毎年実家が青森県で、ねぷたが終わったお盆に帰るので、その直前に青森に行くのはとても非効率なんですよね。
一旦しっかり計画を練って、『行く!』と決めないといつまでも行けないのは、海外旅行や登山のアルプス遠征と一緒かもしれませんね。
新種のポケモン?
しばらく和が自宅周辺はポケスポット消滅により、ポケモンGO強制引退状態だったのですが、アップデート後ポケストップが復活、なんとか続けられそうです。
とはいえ田舎なので全く進捗していないのですが、近くの城跡がポケストップが複数合って、人気スポットとなっている様子。夏休みの山行を控え、トレーニングがてら歩いて行ってみることにしました。
時刻は22時前。着いてみると、普段夜間には一台も車が止まっていない駐車場が満車で、思わず笑ってしまいました。
ポケストップはルアーモジュールがし替えてあり、駐車場の周りにはおこぼれに預かる学生たち…。ゲームでここまで変わるのですね。
帰りに城跡の森の中を歩いていたら、中学生くらいの集団がウロウロしていて、ポケモンGoをやるには場所も離れているので何かと思ったら、手に持っているのはスマホでは無く虫かごでした。どうやらカブトムシやクワガタを取っているようで…。私も彼らと同じ年頃の時、周りがだいぶ色気づく中、釣りや虫取りに明け暮れていたものでした(おかげで未だ独身なのですが)。
私もついつい昔を思い出し、ポケモンGOそっちのけで木を一本一本照らしながら歩いていたら、大量のカブトムシが集まっている木を発見!一匹単位でたまに見かけることはあっても、大量に密集しているのは子供の頃以来です。
カブトムシゲットだぜ!
私が小学生の頃、通学路でクワガタを見つけると、帽子の中にクワガタを押し込んでそのままかぶって(通学中は虫かごなどが無いのでこうやって持って行くしか無いのです!)学校内でトレードしたりしていました。大量のカブトムシを前にすっかり脳内が小学生〜中学生モードになってしまい、ポケモンGO用にバッテリーを入れていた鞄にカブトムシを3匹ほど押し込んだところで我に返り、全部リリースしたのでした。
ポケモンGOより実際の自然に触れて欲しいとか、色々批判もあったりしますが、こうしてポケモンGOでカブトムシ捕獲ポイントを見つけることが出来たのでした。